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2024年版・冬の激辛カップ麺が改良を加えて登場?「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」を食べてみました。(2024年1月29日発売・寿がきや食品)

この商品は、東京都練馬区石神井の名店「麺処 井の庄(いのしょう)」の人気メニュー“辛辛魚(からからうお)らーめん”をカップ麺に再現したもので、発売から16年目を迎える今年は麺とスープの絡みをアップし、辛魚粉に関しても辛さと香りが際立つ配合に仕上げたことによって強烈な辛さの中にもしっかりとした旨味が楽しめる激辛フリークにはたまらない一杯、“麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん”となっております。

では、今回の“麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん”がどれほど麺とスープが絡むようブラッシュアップした濃厚で激辛な仕上がりとなっているのか?辛さと香りが際立つ配合に改良を加えた辛魚粉、全粒粉使用のノンフライ太麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(136g)当たり483kcal。
食塩相当量は6.9gです。

次に原材料を見てみると、臭みのない豚骨をしっかりと利かせた重厚な豚骨醤油スープに唐辛子・鰹荒粉を配合した“特製辛魚粉”をたっぷりと使用したことによって、刺激的な辛さの中にもしっかりとしたコク・旨味が楽しめる“辛辛魚らーめん”ならではのガツンとした濃厚な味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく入スープ”、液体スープ、後入れ粉末スープといった3つの調味料などが入っています。

では、熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりに液体スープを加えてよくかき混ぜ、後入れ粉末スープを加えたところがこちら。

先ほどまでの麺がふっくらとした仕上がりとなり、こってり感のある豚骨の旨味を利かせたスープに唐辛子と鰹荒粉を配合した“特製辛魚粉”による辛口濃厚豚骨醤油といったインパクト抜群なテイストだけでなく、しっかりとした食べ応えなんかも楽しめる満足度の高い一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、全粒粉を使用した若干幅広で太めのノンフライで、食感滑らかなもっちりとした弾力やしっかりとしたコシの強い仕様となっており、豚骨・魚介の旨味を引き立てたコク深さ・重厚感を追求したという濃厚辛口豚骨醤油スープがよく絡み、“特製辛魚粉”を加えたインパクト抜群な激辛かつ魚粉の旨味溢れる味わいが口いっぱいに広がっていき、配合を見直したことで鰹節ならではの風味豊かな香りが後味良く抜けていきます。

トッピングには、といってもこちらの“ねぎ”のみが使用されているわけですが、この“辛辛魚らーめん”の旨味溢れるスープのおかげで全く物足りなさを感じさせることもなく、むしろちょうど良い薬味にもなったことで、より一層旨味を引き立てる相性抜群な具材となっています。

スープは、まろやかな豚骨の旨味をベースに、じんわりと染み渡る鰹荒節など魚粉の旨味が加わり、醤油ならではのキリッとしたシャープな飲み口や大量に使用された唐辛子が絶妙にマッチしたことで味わい深く重厚・激辛なテイストとなっています。

ということで今回“麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん”を食べてみて、“麺、スープの絡みUP!”とのことで辛魚粉の配合とともに改良を加え、コク深い豚骨をベースに“特製辛魚粉”を加えることによって強烈な辛さと鰹荒粉の旨味・風味が絶妙にマッチし、カップ麺の域を超えた旨味溢れる味わいが存分に楽しめる満足度の高い逸品となっていました。

やはり“辛辛魚らーめん”は美味しいですね。しかも毎年何らかの改良を加えての登場はこちらの期待値も高まりますし、最近だと通年扱いされるほど好評の一杯でもあり、特に今回は“辛辛魚らーめん”には欠かせない“特製辛魚粉”の配合も見直し、鰹節の香りを引き立てたコク深く重厚な味わいに着目しての登場でしたので、より一層臨場感が増した味わいがたっぷりと楽しめるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

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