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鶏の旨味とコクを利かせた鶏白湯が“焼そば”に?「ペヤング 鶏白湯やきそば」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

ペヤング 鶏白湯やきそば」を食べてみました。(2024年3月4日発売・まるか食品)

この商品は、鶏の旨味とコクを利かせた特製の鶏白湯ソースに仕上げ、キリッとした醤油を合わせたことでちょうど良いメリハリが付き、そこにシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が絶妙にマッチした後味の良い一杯、“ペヤング 鶏白湯やきそば”となっております。

では、今回の“ペヤング 鶏白湯やきそば”がどれほど鶏の旨味とコクを利かせた特製の鶏白湯ソースに仕上がっているのか?キリッとした醤油感や具材に使用されている鶏肉、シリーズらしくラードを使用した油で揚げたすすり心地の良い中細フライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(116g)当たり530kcal。
食塩相当量は3.6gです。

次に原材料を見てみると、鶏の旨味やコクをシンプルに利かせ、キリッとした醤油をアクセントに加えたことでメリハリのある鶏白湯ソースに仕上げ、具材に使用されている鶏肉からも良い旨味が滲み出し、安定感もあってコク深い味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、やきそばソースといった2つの調味料などが入っています。

では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
その後しっかりと湯切りをして、ソースを加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、鶏の旨味を利かせた特製の鶏白湯ソースに仕上げ、アクセントに加えた醤油がちょうど良いメリハリをプラスし、コク深い味わいが際立つ風味豊かな一杯…といった出来上がりです。

麺は、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味・香ばしい風味が調理感や臨場感を引き立てる仕様となっており、そこに鶏の旨味を利かせた特製の鶏白湯ソースがよく絡み、鶏の旨味やキリッとした醤油のコクなどが口いっぱいに広がっていき、シリーズらしいラードの香ばしさが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの鶏肉以外に“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた鶏肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずは全体を馴染ませながら食べ進め、後ほど香ばしいフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層鶏肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。

ソースは、クセのない鶏の旨味を利かせた特製の鶏白湯ソースに仕上がり、鶏白湯ならではのクリーミーでコクのある特徴とは若干異なり、醤油感の強いキリッとしたシャープな口当たりが印象的で、特に脂っこさや“くどさ”といった感じはないものの…鶏の旨味そのものが物足りなく感じられるテイストとなっています。

ということで今回“ペヤング 鶏白湯やきそば”を食べてみて、確かに鶏の旨味を使用しているんでしょうけど、イメージしたような鶏白湯とはほど遠く、鶏の旨味と醤油感のあるキレが相性良く馴染む後味さっぱりとした仕上がりで、鶏白湯と言われるとちょっと微妙なところではありましたが、実際には鶏白湯をアレンジしたフレーバーということもあってそれなりの美味しさが表現された最後まで飽きの来ない一品となっていました。

そのため、パッケージには“鶏白湯”と自信満々に記載されていますが、実際には鶏白湯を“ペヤング”流にアレンジしたフレーバーで、あのコク深くまろやかな味わいに期待し過ぎると疑問符ばかりが並ぶと思いますので、“ペヤング”流というか…鶏白湯を“カップ焼そば”に再現・アレンジした一杯として味わってみると良いでしょう。

カップ麺ブロガー

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