Netflixの＜ストリート・グルメを求めて＞でも特集されたことから、日本国内だけでなく、世界中から足を運ぶ方がいるほどの超人気店＜居酒屋とよ＞。かくいうぼくもNetflixを見てこのお店を知ったのですが、料理の美味しさだけなく、料理を生み出す大将・筑元豊次さん(以下とよさん)のおっとこ前な姿と温かさにすっかりファンになってしまいました。

最寄駅はJR・京橋駅。ショッピング目当てで向かう方向とは真逆に位置するため、京橋界隈を訪れたことがある方でも、おそらくなかなか行く機会がないエリアだと思う。そんな立地も素敵です、とよさん。

開店10分前に訪れたのですが、すでに開店を待つ列がそこにはありました。ちょいちょい姿を見せてくれるとよさんに興奮している自分がいた。そしてそして、ついにオープン！居酒屋さんに入店する際、ここまでテンションが上がったこと今まであっただろうか。いや、ないだろうな〜。メニューは、迷う間もなく"おまかせ3点セット”と"まぐろのホホ肉”をお願いしました。追加ももちろんできます。

まずはこちら。赤身、トロ、大トロから選べるまぐろは、大トロでも3200円という申し訳なさすら覚える価格設定。 しかも、雲丹とイクラもどーんと乗っかっているのです。しかもしかも、1人前コースとありながら、さりげなく”2〜3人前"という表記。写真には写りきっていないけど、この一皿に"貝とカニの酢の物”もセットに。もうこの時点でだいすきになってしまった。

ここを訪れたのなら、マストで食べていただきたい"まぐろホホ肉のあぶり”。とろけるような食感と、淡白ながら濃厚な旨味がまああああ美味い。あと5皿はいけるね。

そして何よりオーダー後はとよさんの動きに注目。メイキングシーンのワイルドさが半端じゃないのです。熱さなんてものともせず、バーナー片手で炙り続ける姿がかっこいいのなんの。心なしか、まぐろも喜んでるようにも思えてくる。

ホホ肉を食べたあと、なぜかお腹が空いてきて追加オーダー"うなQ巻”。一口サイズながら、味のふくらみがすごい。今更だけど、うなぎときゅうりってなぜこうも合うのだろう。ちなみに、うなぎは蒲焼きもあるよ!!

何より、初見、常連問わず、笑顔で接してくれる店主さんの人柄に心を打たれた。いつの日か、世界中のありとあらゆる言語が飛び交う中、お酒飲みながら、ホホ肉食べたいな〜。想像しただけでもすでに楽しい…！