どうも、毎日カフェのことや美味しいものについて思いを馳せております、きょん。です。今回ご紹介するのは、兵庫県丹波篠山市にある蕎麦屋「一眞坊(いっしんぼう)」。

ドライブ中に通り過ぎたりするような場所にあるわけではなく、ここを目掛けて向かわないとおそらく通ることはないであろう場所にある隠れたお店なのですが、それでもひっきりなしに訪れる車の数々。聞くところによると、日によっては一時間で完売することもあるのだとか...。

田舎に住む親戚の家へ遊びに行ったような懐かしい感覚を得られるお座敷。ごろごろしたくなりますよね、こういうところへ来ると。

「もりそば」にすべきか「かけそば」にすべきか悩んだ結果、 "当店の看板商品"という文字に惹かれて、そのどちらでもない「鴨南蛮」をオーダーしてみました。

河内鴨と丹波篠山産のネギを使用しており、お出汁の中には念願だった一眞坊のおそばが...！そば歴に関しては正直めちゃくちゃ浅いので、語彙力＆表現力にかけてしまうのは否めませんが、完売する理由に納得せざるを得ない、力強い風味、しっかりとした食感、そして生き生きとした香り。

生地を裁断するように切ることから「裁ち切り」と命名されたこの「裁ち切りそば」は、登録商標にもなっている独自の技法で生み出されており、当日分だけ自家製粉し打っているため、その日の分がなくなると終了とのこと。

なるほど、それで日によっては一時間で完売してしまうのか。納得です。

こちらは、河内鴨、ごぼう、そして蕎麦の実をかつお出汁で炊き込んだ「鴨ご飯 一姫(いちひめ)」。ご飯はもちろん、添えられたお漬物も漏れなく抜群に美味しい。お持ち帰りもできるそうなので、ご希望の方はスタッフさんにお尋ねを！

おそばを食べたあと、この鴨ご飯を持って緑に囲まれながらゆっくりできたら、自律神経すこぶる整いそう...。