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【京都市】京都町中華「六波羅飯店」。ゆる〜い空気が流れるリラックス空間で「とりの天ぷら定食」を

looseライター(京都市)

やってきました、京都市東山区。京阪清水五条駅から五条通を東へ。大和大路通を超えて歩道橋が見えてきたらその手前の細い道を北へ曲がります。あとは道なりにどんつきまで進めば、右手にあるのが今回のお店「六波羅飯店」さんです。ちなみにご住所は「轆轤町」。なんちゅー難しい字でしょうか。読めません。(調べてみたら、ろくろちょう と読むらしい)

店構えから感じるゆる〜い雰囲気がたまりません。店頭に置かれたメニューには、ラーメンやチャーハン、餃子といった定番中華メニューから定食までのラインナップが見てとれます。コロナ対策か、少し開けられている入口から早速店内へ。

時刻は14時を回った辺り。お客さんはおらずテレビはワイドショー、ゆったりとした時間が流れております。

壁には写真付きのメニューが貼られています。こちらはラーメンなどの麺類と丼ぶりものやチャーハンのご飯もの。

定食類はこんな感じ。ジンギスカン定食に決まりかけていたものの「もしニンニクを使ってたら、このあと人と会うし……」と考え直して、とりの天ぷら定食をオーダーします。

テーブル上の調味料はこんな感じ。「酢」「す」と漢字、ひらがなで書かれているのが親切でございます。ちなみにお店は六波羅蜜寺、六道珍皇寺といった京都でも名高いお寺がすぐという場所。それもあってか店内には有名な俳優さんや京都出身の人気バンドのサイン色紙も飾られていました。

待つことしばし。「とりの天ぷら定食」700円の到着です。ライスにスープ、漬物、さらに練からしも。これはとり天につけて食べなさいというお店からのメッセージのはず。早速いただきます。

思わず「これこれ!」と口に出そうになる、トラディショナルすぎる中華スープ。醤油の効いたあっさりめの味が舌に広がります。

おかずがおいしいのに、ご飯がイマイチでガックリ……ということも多々ありますが、こちらのライスは心配ご無用。ほどよい炊き具合で、おいしゅうございました。

とり天はおそらく鶏ももを使っていて、柔らかく食べやすい仕上がり。衣も薄すぎず、厚すぎず、ちょうどよい感じです。付け合せのキャベツのほか、ピーマンとかぼちゃの天ぷらもオン。からしをつけていただくとり天は、お店の雰囲気と同じくほっこりおいしい。とり天、ご飯、とり天、ご飯、スープ、またとり天、ご飯……と繰り返すうちにあっという間に完食しました。

京都市東山区にある「六波羅飯店」さん。ゆるい空気が流れる正統派町中華のお店でした。次はジンギスカン定食、いや定番のラーメン&チャーハン……と、早くも次回オーダーに思いを馳せております。

【六波羅飯店】
電話番号/075-551-2901
住所/京都市東山区轆轤町90
営業時間/11:00〜21:00
定休日/火曜休

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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