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【京都市】元美術学校をリノベした建物にある「珈琲焙煎所 旅の音」で絶品珈琲&プリンを

looseライター(京都市)

住宅街にあるオシャレ空間でオープン

京都には学校がたくさんありまして、学生の街としても知られています。今回お邪魔した「珈琲焙煎所 旅の音」さん(以下、旅の音さん)は、1960年代に開校した美術学校の跡地でオープンしたお店。こだわりの珈琲が楽しめるお店として知られていますが、スイーツもこれまた絶品でした。

旅の音さんがあるのは、京都市左京区。最寄り駅の叡山電鉄元田中駅から東へ徒歩5分ほどの場所。住宅街にこんな看板が見えたら、そこが「珈琲焙煎所 旅の音」さんのある「THE SITE」。美術学校をリノベーションした建物に、カフェやショップ、アトリエなどが入ったおしゃれ空間となっております。

全体はこんな感じ。旅の音さんは左の建物一番手前の1階にあります。

入り口横にかけられた「喫茶店」「営業中」の看板もかわいい造りになっております。

店内にはご覧の通り、焙煎機やこだわりのアイテムが並べられていて、ゆったり落ち着ける雰囲気。BGMもなんていうんでしょうか、心地よいメロディが流れておりまして、ほっこりとおいしい珈琲をいただくっきゃない空間となっております。カウンターとテーブル席が用意されていますが、今回はお店に入って右手、窓際のカウンター席へ。

グラスやマグカップがディスプレイ、販売されているほか……、

家庭でもおいしく楽しめるカフェオレベースやリキッドコーヒーもあり。ちなみにカフェオレベースはミャンマーのオーガニックコーヒーを使用してるそう。

パッケージのオシャレ度もハイレベルな珈琲は、わかりやすい味わいのレーダーチャートも掲示されているので、珈琲ビギナーも臆することなかれ。ちなみにメニュー表にも同じくレーダーチャートとテイストの紹介文が載っておりますので、これまた初めてでも安心。今回は「カカオのような苦味と重厚なボディ」のマンデリン、タビノネのプリンをオーダーしました。

ちなみにメニューも撮影できましたのでどうぞ。お伺いしたのが5月末なので、もし変更などがありましたら悪しからず。こちらが珈琲のもの。それぞれアイスとホット、そして豆の値段も記されています。

甘いもの好きな人は注目! クリームソーダがこれまたおいしそうなんです。さらにカフェオレ、ラテ、チャイ、フルーツを使ったジュースもラインナップ。

フードとスイーツはこちら。サンドウィッチがどれもおいしそー! 個人的には鴨、いやバジルソーセージも捨てがたい。スイーツは今回注文したプリンのほか、タルトやパフェもありまっせ。

こだわり珈琲とオリジナルスイーツは絶品

待つことしばし。タビノネのプリン520円がやってきました。このグッドなルックスよ! クリームの上にはピスタチオとドライフランボワーズが散らされているのもグー。

あまり変わりませんが、別角度からもどうぞ。プリンってなんていうか、永遠のごちそうとでも申しましょうか。このツルッとしつつ、ところどころに凹みやくぼみのある表面の質感、そしてなんともいえない色合いに絶妙な艶と光沢を与えるソースよ。アカン、珈琲が来る前に食べてまう!!

プリンを前に悶絶していると(言うても続いて出てきてるんですが)、マンデリンのアイスコーヒー550円も無事到着。めでたく絶品&絶品のマリアージュを楽しむことができました。

ひと口食べると思わずニッコリのプリンは、お店の雰囲気同様にじんわりとおいしく、お口のなかでとろけていきます。それをしっかり味のマンデリンが追いかけていく。嗚呼、この追っかけっこが永遠に続けばいいのに……と、うっとりしている間に、気がつけばお皿&グラスは空っぽになっておりました。

おいしい珈琲&プリンを楽しめた旅の音さん。京都には烏丸丸太町に淹れたての珈琲&こちらの珈琲豆を販売している「MAMEBACO」というこれまたオシャレなお店があるほか、大阪にも展開されてますので、気になる人はそちらへもぜひ。珈琲豆の生産地に足を運び、選び抜いたという珈琲たちが必ず満足させてくれるはずですよ。

珈琲焙煎所 旅の音
住所/京都市左京区田中東春菜町30-3 thesite A
営業時間/12:00〜18:00
定休日/月曜
京都のスペシャルティコーヒー専門店「タビノネ」ホームページ

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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