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いくよ・くるよ師匠思い出の味! 京都「まるき製パン所」には激ウマコッペパンがズラリ

looseライター(京都市)

パン屋さんがたくさんある京都で、永らく営業されているということは、間違いなくおいしいパン屋さんの証です。今回お伺いした「まるき製パン所」さんも、そんな人気パン店のひとつ。こちらはレジェンド漫才コンビ、今いくよ・くるよ師匠が学生時代に足繁く通った思い出のお店でもあるんだとか。今回は種類豊富にそろうコッペパンから3種を選んでみました。

お店があるのは、堀川五条交差点を北へすぐ、松原通を西へ行ったあたり。最寄り駅はJR丹波口駅で、徒歩約15分くらいですね。創業は昭和22年というから、えっと……もう70年以上という長い歴史のあるお店なのです。写真を撮ったときはたまたま誰もいないタイミングでしたが、一人、また一人とほとんどお客さんが途切れることがない人気ぶりなんですよ。

こちらは店頭の木製看板で駐車場の案内。店の目の前にある駐車場に2台分のスペースが確保されているので、クルマでの来店もOKです。とはいえ、自転車、徒歩で来られる人が多く、ご近所の方々に愛されてることがしっかりと感じられます。

店内の様子がこちら。人気のコッペパンがいろいろと並べられているほか、食パンなどもありますね。店奥に目をやると、スタッフの方々がどんどんパンを仕上げていく様子をチラリと見ることもできます。

人気のコッペパンはこんな感じ。こちらはどっさりキャベツにフライものをサンドした惣菜系コッペパンですね。もはやおいしそー!

こっちは定番のハムロール、そしてニューバードなどが並んでいます。ほかにもチョコレートやあんこなどの甘い系もありますので、甘党のアナタもニッコリですよ。

店内にはドリンクコーナーも完備。ペットボトル系はあまりなく、紙パックなどがメインになった品揃えがなんかいい感じです。

店頭にはこんなメニュー看板も出されてました。ハム、カツ、コロッケ、サラダ、オムレツ……どれもおいしそ過ぎてまたまたハゲマヨでございます。が、いつまでも迷ってはいられません。

持ち帰る際にはこんなふうにビニール袋へ入れていただけますから、まとめ買いしてお土産にしたら、めちゃくちゃ喜ばれそう!

こちらが今回買った3種類です。手前から「ハムロール」190円、「あんぱん」170円、そして「カツロール」240円になります。お店の方に人気のものを聞いてみますと「そうですね、ハムとかカツとか……」とのことで、この2つは決定。さらに「あんも自家製です」とお聞きしたので、あんぱんも選んでみました。

あんが見えやすいように少し前にしてパチリ。このあんが甘さ控えめのあっさり味でして、よく言われる「いくらでも食べられる」タイプなんです。これなら甘いものはちょっと……って人にも是非モノでおすすめできまっせ。

そしてこちらが「ハムロール」です。ひと口食べて、マヨネーズとハム、そしてシャクシャクキャベツのバランスの絶妙さに悶絶! なんて言うんでしょうか、ホンマにいい塩梅と申しますか、何も足さない、何も引かない、って感じで、もうこれで完成型と断言していい! と思う、ような気がする、ぐらいの感じ……いや、もう完成してます! ハムロールはこれで決定!

「カツロール」はちょいとカットしてみました。カツのパン粉がサクサク、そしてカツ自体にも味がついてる感じ? で、食べ進めますと、たっぷりのキャベツとカツ、そこにソースとマヨが加わって奏でるハーモニーがカンのペキでして、これまたパーフェクツ! 私、濃い味好きで、いろんなものにソースやらマヨネーズやらなんやらかけちゃう方なんですが、これはもうそのままで、ぜひそのままで食べちゃってください。ホントおいしいんで。

どれを食べても、バランスが良すぎて、あっという間に3つのコッペパンがお腹に収まりました。そこで思ったのが「もっと食べたい……」。ホントにこのおいしさは、一度食べれば誰もが同じことを感じるはず。メニューを改めて見てみると「エビプリカツ」、「てりチキ」あたりが私を呼んでる気がしてきました。朝もはよからオープンしてくれているのもうれしすぎる! 朝食に、ランチに、もちろんディナーにも激おすすめでっせ!!

まるき製パン所
住所/京都市下京区松原通猪熊西入る北門前町740
営業時間/6:30〜20:00、日曜・祝日7:00〜14:00
定休日/不定休

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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