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初めての食感(自分比)! 京都市左京区で見つけた個性派石臼うどん「石臼うどん専門店 麺達」

looseライター(京都市)

この日、なんとなくカレー気分でうろうろしていたのですが、こちらのお店の前を通りかかったとき、「冷たいうどん……いいかも!」とひらめきまして、一度通り過ぎていたところをUターン。いただいてみたら、これまで自分が知らなかったおうどんに出会えたのでした!

京都市左京区にあります「石臼うどん専門店 麺達」さんが今回のお店。川端二条を東へ少し行ったあたりにお店があります。最寄り駅は京阪の三条駅、もしくは市営地下鉄京都市役所前駅でしょうか、どちら徒歩8分くらいのようですね。繁華街のど真ん中、という立地ではないのですが、周辺には美味しいお店があれこれありまして、京都に来られた際にはぜひ訪れてほしいエリアなんですよ。

こちらお店前に出てましたメニューです。「ひやひや」「あつあつ」という文字を見まして、勝手に讃岐うどんと思い込んでいたアタス。いつものようにどれにしようか迷いつつ、入店でございます。

店内はカウンターが奥に長く続く作り。オープンキッチンのスタイルですが、見るからに掃除が行き届いていて清潔感のある印象です。これは期待が持てそ〜。

あれこれ考えたのですが、やっぱりうどんもご飯ものも食べたい、となりまして、ひやひやとプチ天丼のセットをオーダー。と、まずこちらの薬味とお茶が運ばれてきました。それから……。

続いてこちらの昆布を目の前に置いていただいて、さらに……。

なんとこちらのお揚げも運ばれてまいりました。こ、これは……お料理が出来上がるまで、いただいちゃってていいんですよね? ね? と心のなかでご主人にお尋ねして、いただきました。昆布、お揚げともしっかり味で、ご飯が食べたくなってまいりました。

やってきました! ひやひやとプチ天丼のセット1,000円です。ちなみにおうどんは注文してから生地をのばしてるのを目撃! さらに天ぷらもたまたま座った席の目の前で揚げられてまして、もう運ばれてくる前からおいしいが確定しておりましたのですよ。そうそう、お出汁は器もキリッと冷えてまして、つけても、かけてもOKとお知らせいただきました。

おうどんがこちら、タイトルにも書いてますが、このおうどんがですね、「アタス、こんなの初めて……」なものでして、まず想像してた讃岐うどんとは見た目から違いました。そしてその食感が、ふんわりソフトなのですが、やわやわということじゃなく、程よい弾力がありつつ、ツルルルルっと喉を滑っていくっていうんでしょうか。ああ、自分の貧困ボキャブラリーがうらめしい。とにかく初めて食べるおいしさなのですよ。

長くなりますが、店内のメニュー表によりますと、無添加信州産石臼挽小麦粉、本醸造醤油で作る自家製本返し、無添加天然白だしを使われてまして、「打ちたて、茹でたて、揚げたてをご賞味ください」ですって。

そんで天丼もアップでどうぞ。お茶碗サイズくらいの器に天ぷらがドドーンと載せられております。内容は玉子、ちくわ、お餅と野菜といった感じ。これもまた見るからにおいしそうじゃありませんか。

タレは少し甘めで、ご飯ワシワシ進む系、ですが上品な味わいです。そしてこの玉子の半熟具合よ! あまりきれいな状態じゃありませんが、思わず撮ってしまいました。天丼とおうどんのおいしさを満喫しつつ、あっという間に完食です。

これまでいろんなおうどんを食べてきたつもりでしたが、自分にとってまったく新しいタイプのおうどんに出会えた「石臼うどん専門店 麺達」さん。普段はコシありまくり! くらいが好みなのですが、こちらのおうどんはまったく違ってるのに、とてもおいしくいただけました。私が知らないだけで、例えばどこかのご当地うどんに似たタイプのものがあったりするのかしら……。ご主人によるともうオープンして6年目とのことで、今まで知らなかったことが悔やまれます。今度はあつあつをお願いしてみようか、もしかしてひやあつとか、あつひやとかにも対応していただけたり? など、再訪を楽しみにしておる次第です!

石臼うどん専門店 麺達

住所/京都市左京区新車屋町通二条下る新車屋町156

営業時間/11:30〜14:30(L.O.14:00)

定休日/不定休

石臼うどん専門店 麺達 フェイスブック

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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