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京都市左京区・ほっこり中華店でいただいた麻婆豆腐定食は全然ほっこりじゃないフルボリューム!

looseライター(京都市)

今年も今日を入れてあと3日……。早い、早すぎる……といい続けて早幾年。もうここ数年はあきらめにも似た心境で、日々すぎていくのを見つめております。が、見つめてるだけでもお腹は空く。というわけで今回もおいしいメニューでお腹を満たすべく、いい感じのお店に行ってきましたよ。まぁ〜ボリュームたっぷりでお腹パンパンになりました。

こちらが今回お邪魔した「友楽菜館」さんです。場所は元田中駅の東南すぐくらい。東大路通沿いで営業されています。エエ感じの店構えですね。

店内も正統派町中華のスタイル。カウンターとテーブル、そして壁に貼られた手書きメニューもいい感じ。1人でも友達とでもゆったりくつろげるようになっております。お伺いしたときにはにこやかなおばさまが出迎えてくださいました。

店内にはこんな風に漫画もたっぷり。学生さんが多いエリアなので、ご飯食べつつ漫画読みつつって人も多いんではないでしょうか。

壁に貼られたメニューがこちら。「めん類」「飯類」「菜類」「スープ類」の単品アラカルトがオレンジの紙に、それ以外のセットもの、定食などがその下に貼り出されております。しかし、どれもお安いですよね〜。チャーシューめんでも650円ですよ。今回はそんななか、こちらのお店ではかなり高額なメニューになる「セット6」900円をオーダーしてみました。お願いしたら厨房から「ジュー! ジュー!」と調理している美味しそうな音が聞こえ始めます。どんなん出てくるんやろか。

来ました! 「セット6」900円です。壁メニューで麻婆豆腐、玉子スープ、ライスが来ることはわかってたんですが、この玉子スープのデカさよ。多分、通常のラーメンなどに使われている器ではないでしょうか。このボリューム、麻婆豆腐定食ではなく、いうなれば「麻婆豆腐+玉子スープ定食」。メインディッシュが2つって、もう食べる前から腹パン決定でございます。

麻婆豆腐をひと口……アッツアツでっせ! かなりの熱さに怯みそうになりつつ、じっくり味わってみますと、味自体はやさしい感じ。辛さも控えめで、誰にも食べやすいお味ではないでしょうか。

そんでもうひとつのメイン、玉子スープがこちら。白菜、ほうれん草、タマネギなどの野菜がどっさり入ってまして、見た目どおりに食べごたえあり。お味はこちらもやさしい味わいで、麻婆豆腐とご飯をワシワシ、そして玉子スープをズズズ、のルーティンで予想通りの腹パン完食でございました。

今回お伺いした「友楽菜館」さん。帰り際に少しだけお話しをお聞きすると、オープンから50年以上経っているとのこと。歴史あるお店だったんですね〜。にこやかに応対してくださったおばさまはお昼担当で、夜はまた別の方に交代するとも教えていただきました。お手頃価格で豊富なメニュー、ほっこり落ち着ける接客で、長らく愛されるのも納得の名店でした!

友楽菜館
住所/京都市左京区田中里ノ内町64
営業時間/11:30〜14:00、18:00〜22:00(早めに閉店の場合あり)
定休日/木曜

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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