Yahoo!ニュース

京都市下京区・めでたい名前のおそば屋さんで京都らしい年越しそばをいただきました

looseライター(京都市)

とうとう大晦日。2021年も残りあと半日ほどになってきました。そんな大晦日に欠かせないものといえば、そう年越しそば。今年はとってもありがたい名前のおそば屋さんで京都らしい年越しそばをいただいて参りました!

こちらが下京区にある「茶そば 招福亭」さん。ね、とてもありがたく、おめでたい名前でしょ。場所は烏丸五条交差点から南西あたり、グーグルマップによりますと地下鉄五条駅8番出口から西へ徒歩4分とのこと。

お店の横には専用の駐輪場も完備。ちなみにネットで見たところ、道を挟んで向かいに見えているのは旧店舗とのことで、5、6年ほど前に向かい側にある現店舗へ移転されたそう。お店も広く、きれいになったようで、まさに招福でございますな。

店内はこんな感じ。窓側、そして壁側がカウンター席になってまして、その間にテーブル席が設置されています。食べに行ったのは30日なのですが、11時20分ごろに行くとすでにほぼ満席。「もうすぐ一巡目のお客さんが出るだろう」としばらく時間をつぶして改めて行ってみると、行列ができてました……。結局、一旦撤退して、時間をずらしまくった16時ごろに再度チャレンジして無事入店。しかしこの時間でも8割ほどの入りで、その人気が伺えました。

メニューいってみましょう。そば専門かと思いきや、うどんも用意されています。定番メニューが並んでるなか、「いもかけ」ってのが気になりますね。

こちらは丼物。カレー丼が5種用意されています。そして冷やしメニューにも「いもかけ」を発見。「いもかけ」……芋の天ぷらに山かけとかかしら……?

店内にはサービスメニューも。丼とうどんorそばのセットですね。お腹が空いている方はこちらも要チェックです。

オーダーしてから待つことしばし。やってきました「にしんそば」1,080円です。調べましたところ、にしんそばとは、かけそばの上に身欠きニシンの甘露煮を載せたものとのこと。京都のほか、北海道の名物料理でもあるんですって。普段は甘露煮は甘いからなぁとオーダーしないのですが、せっかくの年越しそば、京都らしい一杯をいってみようと、お願いしてみました。

こちらのそばは茶そば。自家製麺とのことで、ツルツルとした喉越しと程よい歯ごたえが楽しめます。ネット情報によると、上質な宇治抹茶を練り込んでいるとのこと。

そして身欠きニシンの甘露煮ですが、丼を横断するサイズ。そして思っていたより甘くなく、おいしくいただくことができました。さらに自家削り鰹節を使った出汁に、甘露煮の甘さがなじんで「これはこれでアリ! 」と新たな発見も。年越しにふさわしいおいしい一杯をいただけました。

そして、店内の壁の貼り紙を見て知ったのですが、招福亭さんには駐車場もあるんです。店舗南側の路地を入ったところとのことで、バックで入るように書いてあったような……クルマで行く人はお店に確認してみてください。私は知らなかったので、お店横のコインパーキングに停めてしまいました……200円よ……。そしてそして、公式フェイスブックによりますと、本日31日は15時まで、しかも売り切れ次第終了とのこと。「なるべく早くお越し下さいませ」のお言葉どおり、こちらでお蕎麦を食べたい人は、今すぐ向かってちょうどいいくらいでっせ!

というわけで、今年のアップはこの記事でラストになります。読んでくださってありがとうございました。また来年もいろいろと食べ歩きたいと思っております。ではでは良いお年を!

茶そば 招福亭
住所/京都下京区新町通六条上る艮町894 ←うしとらちょう、って読むんですって!
営業時間/11:00〜19:00
定休日/
招福亭 フェイスブック

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

looseの最近の記事