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京都市伏見区・伏見稲荷に来たらココ! その1、味&ボリューム&接客ともとてもいい感じのおうどん屋さん

looseライター(京都市)

早くも年が明けて6日目。しばらくすると梅が咲いて、桜が散って、梅雨が来て、太陽に焦がされて、紅葉が色づいて、木枯らしが吹いたらまた1年経っちゃうわけね……ううう人生って儚い……などと嘆いていても始まりません。今年もおいしいものをたくさん食べて、前向きに生きていきたいと改めて心に誓う今日このごろでございます。

今回ご紹介させていただくのは、観光の街である京都でも屈指の人気スポット、伏見稲荷からすぐの場所にあるおうどん屋さんです。おいしいのはもちろん、ボリュームもしっかり。さらに接客もグーなお店なんですよ。

こちらが「手打ちうどん けんどん屋」さんの店構え。京阪伏見稲荷駅からなら東へ徒歩1分ほど。JRの稲荷駅からも徒歩5分と伏見稲荷さんにお参りに来たら、寄らなきゃウソな立地なんですよ。とかいいつつ、行列のできる人気店なので、そこんとこよろしく。

店内はこんな感じ。入り口右手には厨房の様子を見ることのできるカウンター席が。左手はご覧のようなテーブル席が設置されております。この日は11時のオープンから10分、15分ほどのタイミングでしたが、すでに何組もお客さんがいらっしゃってまして、帰りには待ちのお客さんもいらっしゃいました。

メニューいってみましょう。左ページが定食なんですが、いろいろあってとてもいい感じ。一番お安い定食はなんと680円というお値段で、この立地を考えると破格といってもいいんじゃないでしょうか。もちろん単品も用意されてるほか、そばもあるんですね〜。

こちらは冬メニュー。これまたどれもおいしそうです。ボリュームなら期間限定セット、京都らしさならきつねあんかけかしら、いやかき揚げカレー、四川風たまごとじあんかけもご飯と合わせたらたまらなさそう……などと、見てるだけでも飽きません。そんななか、選んだのはこちら……!

「中ぶりセット」890円です! このセットはメニュー写真左ページにのってまして、「こぶり」がミニうどん&ミニ丼、「中ぶり」がうどんor丼のどちらかがミニ、どちらかがレギュラー、そして「大ぶり」がどちらもレギュラーサイズというもの。これが全部同一価格で提供されてるんですよ! 最初は「大ぶり」いきかけたんですが、ぽっこりお腹のことを考えて、涙ながらに「中ぶり」をオーダーした次第。ちなみにうどんがレギュラー、丼をミニにしてみました。

おうどんは少し太め。モチッとした食感でズゾゾーとすすりつつ、歯ごたえも楽しめます。ホームページによりますと、オリジナルブレンドの小麦粉を使った自家製麺とのこと。厨房を見てみると、圧力釜で湯がかれてるようでした。これはおいしい!

そしてお出汁は関西風。熱々をひと口……ふむ、これは複数のカツオ、そして昆布をメインに、ほかにも鯖節、うるめ節が使われてるな……と、ホームページからの受け売りで内容をご紹介してみました。とにかく「あぁおいしい」と思わず口から出ちゃうほっこりした味わいでございましたよ。

そんで丼もまたトロトロの玉子とおいしい出汁でたまらんおいしさ。これは「大ぶり」を頼んでおけばよかった! と涙が一筋ぽっこりお腹へこぼれ落ちました。とかなんとか言いながら、ワシワシ食べて、しっかり完食です。

ちなみにお店から少し北にはご覧の駐車場も完備! 車で来られる方はこちらをチェックしてみてください。満車だったら近くのコインパーキングに停めましょうね。

今回ご紹介した「けんどん屋」さん。ホームページによりますと、江戸時代にうどんが「けんどん」、麺類のお店が「けんどん屋」と呼ばれていたこと。そして「謙虚に、ひたすら饂飩を打つ」という意味なども含めて、店名を付けたんだそう。カウンター席から見ていると、ご主人の動きはマジで「ひたすら」そのもの。次々と入るオーダーをこなすべく、一切無駄な動きナシで作業する様子は見ていて惚れ惚れする感じです。そしてホールスタッフの方も、細かなところまでしっかり目配り気配りされていて、いつもすごいなぁと思っております。伏見稲荷さんに来たときにはもちろん、ここのおうどん目当てに伏見に来ても、大満足間違いなしだと思われますよ!

手打ちうどん けんどん屋
住所/京都市伏見区深草一ノ坪町41 パールハイツイナリ1F
営業時間/11:00〜15:00(時短営業中)※売り切れ次第閉店
定休日/水曜、月一回不定
手打ちうどん けんどん屋 ホームページ

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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