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見た目、値段ともリアル昭和レトロなたまらん食堂を京都市左京区で発見しました

looseライター(京都市)

日々、いろんな食堂でお食事させていただいておりますが、歴史のあるお店であればあるほど、そのお店独特の空気感っていうか、雰囲気っていうか、「エエわ〜」と思わずほっこりしてしまう感じってあるんです。今回のお店もまさにそれ! 店構えからメニューのお値段まで、マジでタイムスリップ感ありありのエエ感じの食堂でした。とかいいつつ、アッと驚く発見もあっちゃったりして。

こちらが今回お伺いしたお店、その名も「音色食堂」さんです。もう名前からエエ感じでしょ。パッと見、ちょいと食堂には見えない&営業されているのか若干不安かも……という感じですが、大丈夫ですよ。場所は下鴨神社の北側。最寄り駅は叡山電鉄茶山駅でしょうか。徒歩20分ほどみたいです。クルマなら下鴨本通から松ヶ崎通を東へ少しといったところ。駐車は周辺のコインパーキングへどうぞ。

店内がこちら。ね、椅子とテーブル、そしてカベのカレンダー、張り紙、どれもがエエ味出しております。メニューは写真左手、カベに貼られてるんですわ。

ほい、手書きの見やすいメニュー表でしょ。定食が500円からあるのに加えて、おつけものランチ、ボリュームシリーズ1と2、オムチャーハンカレーソースなど、気になるメニューがありまくり! どれもお安いんですが、店内には「諸物価高騰のため値上げしています。申し訳ありません」の貼り紙が。いいんですよ、これでも十分お安いですよ! とお店の方に声をかけようかと思いました(かけませんでしたが)。

右端のうどん、そばメニューがこちら。きつねうどん・そばが500円と最安値のようで、こちらも常識的に考えると十分お安いんですが、ランチセットAorBと同じ値段なんですよね。そうなると、もしかして麺が超大盛りなのかとか、お揚げに老舗の高級品使ってるかも、など楽しい想像も膨らんでしまいますわね。

そんでもって、食堂の定番、読み込まれたマンガもしっかり完備されております。店内で聞こえるのはお昼のワイドショーの音声のみ。なんだか眠たくなってきちゃった……目が覚めたら昭和にタイムスリップしてたりして。

と、オーダーしていたメニューが登場しました。こちらランチセットBですが、この内容で500円でっせ! 安い、安すぎる! コロッケ、そしてミンチカツに生たまご、そしてお味噌汁がセットになった充実の内容です。ちなみにAは、ミンチカツに納豆、ハム、味噌汁、ライスとなっております。さらにちなみに、もうひとつの気になるワンコインメニュー、おつけものランチは玉子焼、冷奴、キムチ、味噌汁、ライスみたいです。

ミンチカツは揚げたてのアツアツ。サクサク衣でサイズも大ぶりなのでしっかり食べごたえもありますよ。コロッケも同じく揚げたてで、ご飯のお供にぴったんこでございます。

そしてご飯もおいしく炊かれております。このままミンチカツ&コロッケと合わせたい、とも思ったんですが、そこはそれ。やっぱり……。

こうなりまさぁ〜ね〜。醤油を回しかけて、ワシワシ混ぜたら、おいしい卵かけご飯のできあがり。もうこれとお味噌汁だけで完結してしまいそう。しかし、おいしいミンチカツ&コロッケもありますし、ご飯が足りーん! 次回は大盛りとかお願いしちゃおうと密かに誓いました。

昭和レトロな雰囲気&価格でおいしいお料理が食べられる「音色食堂」さんでしたが、最初に書いたアッと驚く発見というのがこちらです。店構えの印象からレトロ一本やりなイメージを勝手に持っておりましたが、なんとその日の日替わり定食がツイッター、さらにTikTokでも確認できるんですって! 最先端!! アタスなんてTikTokやってませんよ。もひとつ、ここでお勉強も教えておられるようで、何かとハイブリッドで奥深いお店でございました。次回は事前にチェックしての日替わり、もしくはオムチャーハンカレーソースにしたいと思っております!

音色食堂
住所/京都市左京区下鴨膳部町1-23(下鴨一本松東へ)
営業時間/9:00〜15:00
定休日/土曜、日曜、祝日
音色食堂 ツイッター

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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