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京都市右京区でランチ、西院から南へ。雰囲気抜群の食堂でお肉たっぷりのカレーうどん

looseライター(京都市)

ゴールデンウィーク真っ只中。先程、少しだけ街中をうろついてみたところ、今日明日はカレンダー上では平日なので、混雑がまだ比較的マシかも?と思える京都市内でした。で、今回はグーグルマップで見つけたお店。ストリートビューで外観を見たらとても良さげでして、ここは絶対行こうと決めていたところです。思ったとおり落ち着け度120%の食堂でしたので、ご紹介しますね。

こちらが「美也古」さん。見た目から好みのタイプドンピシャです。暖簾がグリンとなってるのはご愛嬌。最寄り駅は阪急西院駅、南へ徒歩10分ほどの場所にあります。

ショーケースがこちら。鍋焼き、天ぷらなどが並べられています。後ろには少しだけ招き猫の姿も見えておりますね。

店内はこんな感じ。ご覧のように奥に長い、京都らしい作りになってます。わかりずらいですが、奥には座敷席が完備されておりました。

んで、テーブルに座ると、奥様でしょうか? 女性の方がお茶とお水の両方を持ってきてくださいます。かわいい湯呑でしょ。ちなみに同行者のはウサギが描かれてまして、干支湯呑シリーズの模様でございます。

メニューいってみましょう。丼物と麺類定食、そして季節物がこちら。丼物にはお吸い物がもれなくついてくるようです。ふと気になって「ミニセットとは?」とお尋ねしたところ、玉子丼にうどんもしくはそばのミニがセットになっているとのことでした。

こちらは麺類一式。一番お手頃なスタンダードうどん&そばはワンコイン以下のお手頃価格。いなり、おにぎりも一個からOKなので、お腹の空き具合に応じて組み合わせるのが吉ですよ。

「写真撮ってもいいですか?」とお聞きしたら「かましまへん」と京都らしくお答えいただいたんですが、この受け答えにもほっこり。そんで改めて店内へ目を向けますと、この2人用座敷のかわいらしさよ! こんなとこであなた鍋焼き、アタスはしっぽく、とかいいながらおうどんつついたりしちゃったら……うーんエエ感じ過ぎる!

で、今回注文したのがこちら。「カレー定食」850円です。カレーうどんにご飯、ごぼうのきんぴら、冷奴、そして漬物というラインナップ。極めて正統派な内容に思わず「うんうん」と笑顔でうなずいてしまいますね。

カレーうどんは、いわゆる蕎麦屋&うどん屋のあんかけが強いカレーというよりは、もう少しルー感のある仕上がり。京都らしく柔らかめのおうどんの絡みも抜群です。そんでもってお肉がけっこうたくさん入っていたのもうれしいポイント。きんぴらも味が濃いめでして、カレーと相まってご飯が足りん勢い。ザブザブ〜といただきまして、あっという間に完食しました。

こちらは同行者がオーダーした木の葉丼。写真撮るのにマゴマゴしてしまって卵が固まり気味ですが、こちらもとてもおいしかったとのことです。

古き良き食堂のスタイルでおいしい食事がいただける「美也古」さん。お昼時には周辺で働く人たちを含めて、たくさんの人で賑わっているそう。それも納得のいい雰囲気&お味でした。通し営業なので、遅めのお昼ごはんにもおすすめですよ〜。

美也古
住所/京都市右京区西院寿町28-35
営業時間/11:00〜18:30 ←要確認
定休日/日曜 ←要確認

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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