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京都市南区でランチ【閉店情報】鰹節店が営むうどん店が15年の歴史にあと8日で幕……が、うれしい情報も

looseライター(京都市)

今回は前からグーグルマップでチェックしてて、気になっていたお店。鰹節のお店がやってるうどん屋さんって気になりませんか? 行こう行こうと思いつつ、早幾年。この度やっとお伺いすることができたと思ったら、なんと! 閉店するって言うじゃあーりませんか!! 滑り込みセーフですわ〜とか言うてる場合やなく。なんと残念な、と思ってましたら、次の展開についても知ることができましたよ。では早速どうぞ。

こちらが「やまかわ亭」さん。1965年に創業された「越後屋」さんという鰹節や昆布などを扱うお店が15年前にオープンされたようです。最寄り駅は地下鉄十条駅。南西へ徒歩4分ほど。店前に1台分(多分)の駐車スペースもありますので、車でのアクセスもOKです。

店内はこんな感じ。4人がけのテーブル席がいくつかと、この横に2人がけかな? 小さなテーブルも一つ置かれてました。

そんでメニューがこちら。のっけから「やまわか亭名物! 削りたての鰹節と天然昆布のうどんだし!」というイカスコピーにノックアウト寸前でございます。どうやらいろんなセットが用意されてるようですね。これは迷いがいがあるわ〜。んで、次。

こちらはうどん&おそば、丼物、そして定食、カレーうどんとなっております。黄色が目を引く「おすすめ やまかわ亭オリジナルだし カレーうどん」ってめちゃくちゃ気になりますな。

そんでもって壁には写真入りのおすすめセット紹介メニューも貼り出されておりました。暑い日でしたので冷たいうどんもいい、しかし暑いからこそカレーうどんじゃないのか、などといろいろ逡巡しましたが、こちらであたたかいお出汁をいただかなくてどうするの! と我に返りまして、おかず4種、うどん3種から好きなものを選べる「ご飯+おかず+うどんのセット」900円にすることに決定。しかしここからまたおかず、うどんをどれにするか、悩み始めてますと……。

壁のメニューの横に、ショッキングなお知らせが! 今日が初訪だっつーのにいきなり閉店してしまうんかーい!! しかももうほとんど日にちナシ。が、読み進めてますと、秋に新しいお店が始まるんじゃないっすか! しかもカレーうどんがメインですと!! これはまた行かずばなるまいて、と思いつつ、今日はカレーうどんにしなくてよかったと胸をなでおろしたりしながら、ようやくメニューを決めて、オーダー完了でございます。

待つことしばし。やってきました「ご飯+おかず+うどんのセット」900円です。なんとまあボリューミーなこと。おかずはアジフライを、うどんはきつねうどんをチョイスしてみました。

まずは待望のお出汁から。口をつける前からほんわかエエ香り。いただいてみますと、カツオと昆布がええ塩梅でほっこりうまいお出汁でございます。外の暑さも忘れて、ひとくち、もうひとくちといっちゃう感じ。おうどんはきつねとあんかけ、卵とじから選べたんですが、きつねっておあげが甘いんじゃね? んで、お出汁の味がわからなくなるんじゃね? などといった危惧は、得意技である取り越し苦労を発動し、無事クリア。おいしくお出汁&おあげをいただけました。

おうどんは細め。コシがある! って感じじゃありませんが、ヤワヤワってこともない、程よい食感でツルツルルといただけました。

んで、選べるおかずのアジフライですが、ごらんのフルサイズが2枚という大盤振る舞い。おいしいお出汁、ツルツルうどん、ボリューミーアジフライで大満足のランチとなりました。

初訪でいきなり閉店情報をお伝えすることになった「やまかわ亭」さん。しかし、この秋には河原町七条にカレーうどんメインの新店として生まれ変わりますので、ご安心を。とはいえ、おそらくメニューはかなり変更されるのでは? と予想されますので、とりあえず9月2日の閉店までに、今のお店へ行っときましょ! そうすれば、次のお店で「いや〜、前のお店はね〜」などと、訳知り顔でトークできまっせ。

やまかわ亭
住所/京都市南区上鳥羽苗代町21
営業時間/11:30〜14:00、18:00〜21:00
定休日/日曜、祝日
やまかわ亭 インスタグラ
越後屋ホームページ

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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