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京都市中京区でランチ・四条通からすぐの隠れ家的食堂でご飯が進みまくる自家製煮豚玉子定食650円

looseライター(京都市)

………なぜか冒頭の文章が全部消えちゃってましたね。今回は四条通からすぐの場所にありながら知る人ぞ知る隠れ家的名店をご紹介します。グーグルマップ散策をしていて見つけたんですが、とても好みの定食があったりまして、やはりまだまだ知らないエエ店はあるんだな、と改めて思った次第でございます。では、どうぞ。

こちらが「お食事処 ゆかわ」さん。場所は京都市中心部から四条通を西へ、西院の少し手前、もっというと御前通四条交差点のひとつ東側の道を北へ上がってすぐのところ。京福、阪急の西院駅から徒歩5分くらいのようです。

ちなみに四条通沿いにはご覧の提灯が! こちらを目印にしてもいいですね。ただお車、自転車の方はくれぐれもよそ見にはお気をつけくださいませ。

店頭に戻りまして、ショーケースはこんな感じ。ほこり避けか、丼にラップがかけられてるあたりにリアリティを感じますね。では、早速店内へ。

うなぎの寝床的奥に長い造りになっとりました。入り口すぐにカウンター、そして奥にはテーブル席、座敷もあったかな? とにかくグループでもOKな造りになっとりました。入り口近くに座ると、奥からご主人が新聞を持ってきてくれてここですでにエエ店認定。

カウンター後ろ側にあったメニューがこちら。うどんや丼のセット、そして各種定食類となってます。どれも安〜い! んで、お客さんがいらっしゃると「おいでやーす」とお店の方がお声がけするところもほんわかしとりましてグーググー。

そんでカウンター側には「めん類」「丼物」の単品メニューが。こちらにも少しだけセットも記載されております。さて、いつもなら一番お手頃なセット「うどんセット」680円、もしくはアゲカレーうどんセット700円、はたまたちょっとリッチに肉カレーうどんセット850円あたりをオーダーするところ。しかし、だがしかし。今回は「ん? こ、これは……」と気になるメニューがありまして、そちらをお願いしてみました。んで、待つこと少々。

「煮豚 玉子定食」650円がやってきました! おおおー!! こういうビジュアルなんですね、うまそー!! 煮豚と玉子、ということから、豚の角煮的なものと、それといっしょに煮込まれたゆで玉子が出てくるのかな、とうっすら考えてたんですが、まったく予想外の展開に。

アップでごらんください。なんちゅーおいしそうな見た目でしょうか!! 写真見てたらまた食べたくなってきた。調理風景を見てたわけではないんですが、スライスした煮豚をフライパンで焼いて、ほどよく焼き目がついたところに粗めに混ぜた玉子をドバーッ。固まっちゃう前に手早く皿に盛り付けた、って感じでしょうか。これはもう白飯! もちろんアルコールも合うんでしょうが、これにはご飯を合わせたい! と強く思ったときに目の前にご飯がある幸せよ。

付け合せは細めのスパゲティとレタスとプチトマト、そんで揚げナスといった布陣。このあたりの付け合せメニューたちもしっかり正統派で抜かりなしでございます。

煮豚は程よい、しかし食べごたえもしっかりある厚さ。煮豚自体にしっかり味がついているので、これだけでご飯ワシワシいけそうですが、ケチャップとウスターソース? で作られたようなオリジナルソースもこれまたぴったり煮豚に合いまして、ワシワシがワシワシワシワシくらいの感じに。さらにそこに玉子が加わるともう!あっという間にかっこみまして大満足のランチが終了しました。

帰り際、ご主人にいつごろからお店を? とお尋ねすると、ここでは30年、合わせて60年くらいはやってる、と教えてくださいました。そうそう、今回ご紹介した煮豚玉子定食ですが、ネットで情報を見たところ、必ずある定番メニューではないのかも? いや、定番メニューであってくれい! と祈りつつ、次回の訪問で確認してみたいと思います。皆さんも足を運んで確かめてみてくださいませ。そしてもしあればぜひオーダーしてみてください!

お食事処 ゆかわ
住所/京都市中京区壬生森町56-17
営業時間/11:30〜13:30ごろ
定休日/日曜 ←要確認

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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