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【表参道イルミネーション2021】真冬のきらきら散歩

Luna Subitowriter editor(東京都渋谷区)

昨年はやむなく中止となった表参道イルミネーションが
今年はカムバック! 明治神宮入口から青山通りまで
約1kmのケヤキ並木が 今年は約90万球のLEDで壮麗に
ライトアップされていて、感慨深さもひとしお。

1991年から始まった表参道イルミネーションは、冬の東京の風物詩。
1991年から始まった表参道イルミネーションは、冬の東京の風物詩。

表参道イルミは地域の環境問題などから
1999~2008年まで中止もしくは縮小されていた
けれど、2009年より再開。今年はコロナ対策や警備も
万全に地域環境に配慮した運営がなされています。

東京ユニオン・チャーチ前。建築家・鈴木エドワード氏による白いタワーとクロスが、光り輝くケヤキに抱かれて凛と浮かび上がる
東京ユニオン・チャーチ前。建築家・鈴木エドワード氏による白いタワーとクロスが、光り輝くケヤキに抱かれて凛と浮かび上がる

明治神宮側から行っても、
青山通り側から行っても、フォトジェニック!

通りを行き交う車のボディにしっとり映るイルミネーションも一興。ベリッシマ。
通りを行き交う車のボディにしっとり映るイルミネーションも一興。ベリッシマ。

水たまりに映るイルミネーションも幻想的。

足元にごみ一つ落ちていないのは、地域の人たちが
こまめにごみを拾ってくださっているおかげ。
通りを歩いている最中も、道に落ちているタバコなどを
サッと素早く撤去されている方々を何人も見かけました
頭が下がります。表参道の美観はきらきらした一面だけ
でなく、こうした地道な側面にあるのですね。

表参道は約100年前の1920年に明治天皇と昭憲皇太后を
祀るために創建された明治神宮の参道として開通。
それ以前は江戸時代に広島藩を治めていた大名
浅野氏の下屋敷が広がっており、表参道付近には
「鎧の池」と呼ばれる細長い池があったそう。
水たまりに映ったイルミネーションを眺めながら
しばしタイプトリップ…

Apple 表参道前。きらきらの渋滞でくらくら…。
Apple 表参道前。きらきらの渋滞でくらくら…。

表参道のシンボルであるけやき並木は
明治神宮ができた翌1921年に植えられたもの。
でも、第二次世界大戦末期1945年5月の空襲で
200本余りあったケヤキの大半が焼失したそう(涙)…。
今のケヤキ並木は戦後に植え替えられたもの。
戦後75年余り。ケヤキも立派に育って表参道の
癒しになっていることに感謝 ☆

月夜の表参道散歩も一興。
月夜の表参道散歩も一興。

電飾がカラフルなルイ・ヴィトン前。
電飾がカラフルなルイ・ヴィトン前。

通りに彩りを添えているFENDIとアニヴェルセルのコラボカフェ(2022年1月10日まで)もエレガント。

表参道イルミネーションは2021年12月26日までですが
低木だけは2022年1月5日まで点灯しているようです。
お出かけの際は防寒対策を万全に。
交差点など車道で立ち止まらないようお気をつけくださいね。

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表参道イルミネーション2021 公式サイト
2021年12月1日(水)〜12月26日(日)26日間
※低木のみ点灯12月27日(月)〜2022年1月5日(水)
問い合せ:原宿表参道欅会 03-3406-0988
主 催:商店街振興組合原宿表参道欅会

writer editor(東京都渋谷区)

奥渋在住20余年。旅、アート、インテリア、ウエルネス、映画、猫など多様なメディアに携わる文筆家。

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