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世界に先駆け原宿で7/10まで開催中! ウーヴ・クリコ巡回企画展【東京都渋谷区】

Luna Subitowriter editor(東京都渋谷区)

仏シャンパーニュの名門ヴーヴ・クリコの世界巡回企画展『Veuve Clicquot Solaire Culture ~太陽のように輝く250年の軌跡~』が 2022年 7/10まで明治神宮駅・原宿駅前のジングで開催中です。

最寄りの東京メトロ 明治神宮前駅構内のデジタルサイネージにも、ウーヴ・クリコカラーがきらきら!
最寄りの東京メトロ 明治神宮前駅構内のデジタルサイネージにも、ウーヴ・クリコカラーがきらきら!

アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、イギリスに先駆けて東京・原宿で開催されているというのが素敵ですね。

ご近所なので、猫走りで行ってきました!
ご近所なので、猫走りで行ってきました!

原宿駅前の線路沿いからもVeuve Clicquotのロゴとシンボルカラーのイエロー&ローズが際立って見えます。

JRの線路沿いにあるガラス張りのジング。赤い屋根の成田エキスプレスがちょうど真下をびゅうんと通過して色を添えていました。
JRの線路沿いにあるガラス張りのジング。赤い屋根の成田エキスプレスがちょうど真下をびゅうんと通過して色を添えていました。

ジングの周りも鮮やかなウーヴ・クリコカラーで統一。

エントランスには、草間彌生さんのポップな水玉に彩られたマダム・クリコの肖像画が。

今展には 各国の女性クリエイターによるマダム・クリコへのオマージュ作品がずらり。
今展には 各国の女性クリエイターによるマダム・クリコへのオマージュ作品がずらり。

1772年にフランス北部のアンスで創業したシャンパーニュメゾン「ウーヴ・クリコ」(前身は「クリコ」)。マダム・クリコは19世紀初頭に二代目フランソワ・クリコが急逝した後、女性が経営者になるなど前代未聞の時代に 27歳で果敢にメゾンを引き継いだ未亡人。社名の「ウーヴ」とは 仏語で未亡人のこと。なんとも潔いネーミングですね。

ブランドの詳しい歴史を紹介した展示コーナー。
ブランドの詳しい歴史を紹介した展示コーナー。

こちらは2010年にバルト海に沈んでいた難破船から発見された1840年代製ウーヴ・クリコのシャンパーニュ。全部で47本も発見され、多くのボトルは元のシャンパーニュの味わいを保っていたそう!

国立科学博物館で2015年10月~2016年2月に開催されていた「ワイン展」を以前取材した際も、海から発見されたウーヴ・クリコのシャンパーニュが展示されており、大変話題になっていました。
国立科学博物館で2015年10月~2016年2月に開催されていた「ワイン展」を以前取材した際も、海から発見されたウーヴ・クリコのシャンパーニュが展示されており、大変話題になっていました。

特にフォトジェニックなのが、こちらのメイン会場。

イエロー×ローズの甘美なウーヴ・クリコ ワールドは、どこを切り撮っても絵になります。

草間彌生さんとコラボレーションした
「ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2012年」への
巨大な花のオマージュ作品も必見。

この作品には、草間彌生さんのハートを鼓舞するポエムも添えられていました。

私が訪れたのは黄昏時だったので、明治神宮方面から差し込んでくる眩しい西日が 会場にドラマティックな陰影を与えていました。

ウーヴ・クリコがさまざまなアーティストとコラボしたコレクションの展示がまた逐一素晴らしく!

たとえばこちらは世界的なインテリア&プロダクトデザイナー カリム・ラシッドによる花をモチーフにしたキュートなラブシート(2008年)。

こちらはデザイナー トム・ディクソンによるウーヴ・クリコの化粧箱を使ったエレガントな星型ランプ「コメット・ランプ」(2009年)。

こちらはメゾン・キツネとのコラボ作品。ウーヴ・クリコの明るいイエローがキツネさんにぴったり。

レトロなテレビをモチーフにしたアイスバケツ「クリコTVバケツ」(2020)もエスプリたっぷり。

こちらはレトロな郵便箱をイメージした「ウーヴ・クリコ メールボックス」(2014年)。もう楽しすぎます!

階段の途上にもウーヴ・クリコ の世界観が全開。

上階にはウーヴ・クリコをイメージした現代アート作品が展示されています。こちらはフランスのアーティスト モニーク・フリードマンの作品「タンジェリンの空間で-色彩の幸福感」(2022年)。

ウーヴ・クリコカラーの染め布に包まれた空間に入ると、差し込む太陽光によって移り変わる色彩の妙を体感できます。
ウーヴ・クリコカラーの染め布に包まれた空間に入ると、差し込む太陽光によって移り変わる色彩の妙を体感できます。

これだけウーヴ・クリコの世界観を堪能したら、実際に味わいたくなりますよね。会場には、今展をテーマにしたアイテムを購入できるブティックと、ヴーヴ・クリコのシャンパーニュとのマリアージュが楽しめるジャパニーズフレンチレストランもあります。

こんなに素敵な企画展なのに、見学料は無料。
要予約なので、こちらからご予約を。
写真撮影も自由にできるので、ぜひ!

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会期:6月16日(木)~7月10日(日)
会場:jing (ジング)東京都渋谷区神宮前6-35−6)
営業時間:11:00~21:00 (L.O 20:30)
レストラン予約:※ご予約関はコースとイベントのみ            
        ※各日席数に限りがあります
※7/7は特別メニュー

writer editor(東京都渋谷区)

奥渋在住20余年。旅、アート、インテリア、ウエルネス、映画、猫など多様なメディアに携わる文筆家。

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