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秋はキノコ火鍋で菌活&腸活 @「裏の山の木の子 恵比寿店」【東京都渋谷区】

Luna Subitowriter editor(東京都渋谷区)

気温が下がり、 鍋料理が恋しい季節の到来ですね。美味しい鍋を求めて、火鍋が評判の「裏の山の木の子」恵比寿店に友人とお邪魔しました。

「裏の山の木の子」は恵比寿と渋谷に店舗を構えるきのこ料理専門店。今回お邪魔したのはちょっと大人な恵比寿店。
「裏の山の木の子」は恵比寿と渋谷に店舗を構えるきのこ料理専門店。今回お邪魔したのはちょっと大人な恵比寿店。

2022年5月の連休中に 木の子loveな陶芸作家 鈴木喬子さんの作品展が 店内で開催されている模様をご紹介しましたが、今も作品の一部が飾られていました。ここにもともと生えているかのようなしっくり感です。

テーブルの各席には引き出しがあり、スッと開けるとお箸やナプキンと共に、こんなにかわいい箸置きがご挨拶。

席によって箸置きが異なるのも一興です。

紅い丸皿に載った前菜も粋。

右はつくねなどが載った前菜。私はエビカニアレルギーなので、エビカニ抜きのジャガイモとザーサイのラペ&よだれ鶏の前菜(左)を用意していただきました。
右はつくねなどが載った前菜。私はエビカニアレルギーなので、エビカニ抜きのジャガイモとザーサイのラペ&よだれ鶏の前菜(左)を用意していただきました。

火鍋やきのこ料理とのマリアージュを考えたナチュラルワインのセレクトも素敵です。

野生種エノキフライは、3種の味から選べたので、青のりチーズ味に。シャキシャキ、サクサク食感がクセになる美味しさで、微発砲のナチュラルワインとの相性も抜群。

野生種のエノキタケは、山に自生する原種を栽培化したものだそう。いわゆる白いエノキとは違うワイルドな茶色いルックスで、淡泊なエノキより野生種の方が旨味が濃い印象。
野生種のエノキタケは、山に自生する原種を栽培化したものだそう。いわゆる白いエノキとは違うワイルドな茶色いルックスで、淡泊なエノキより野生種の方が旨味が濃い印象。

そうこうするうちに、初めて見る珍しい木の子たちと共に、火鍋セットが続々と運ばれてきて、テーブルが一気ににぎにぎ♪ 

ピンクの木の子は、天然記念物の朱鷺の羽色に似ているトキイロヒラタケ。黄色い木の子は「黄金の木の子」とも呼ばれるタモギタケ。免疫力アップに役立つβグルカンが豊富なのだとか。ひらひらしたハナビラタケは、コレステロール値を下げるのに役立つそう。ほかにもアワビに似たクロアワビタケや、白いひげみたいなヤマブシタケなど 12~13種類のレアな木の子がカゴにこんもり!

山盛りの木の子の他に、旬の新鮮野菜もたっぷり。カラフルな具材にテンションがあがります!
山盛りの木の子の他に、旬の新鮮野菜もたっぷり。カラフルな具材にテンションがあがります!

こちらは2種類の火鍋の出汁に使う昆布やナツメ、八角、月桂樹、クコの実など。どんな風味になるのかわくわく。。

仕切りのある火鍋に入った2種類の出汁スープに木の子を投入! お店のスタッフがスープを調整しながら鍋を作ってくれるのでお任せ安心。

木の子の風味を最大限に満喫するには、あまりグツグツ煮込まず、7分ほどでいただくのがポイントだそう。ちょうど7分経つと、まさに食べごろな感じに。

ふあ~っと立ち上る 木の子と出汁スープのあいまった深い香りがたまりません
ふあ~っと立ち上る 木の子と出汁スープのあいまった深い香りがたまりません

お店の一角には多種多様な薬味が並ぶタレ場があるので、お好みのタレをいろいろ作って味変を楽しめます。

薬味が多すぎて迷う…という人は、タレ場に貼ってある9種のおすすめタレ レシピを参考にしましょう。

あんなに山盛りの木の子と野菜を2人でペロリとたいらげてしまいました。たくさん食べても胃もたれせず、身体に優しいギルトフリーなきのこ火鍋は、まさにこれからの季節にぴったりかも。

木の子の栄養成分は種類により異なりますが、ビタミンやミネラル、食物繊維が多いので、菌活&腸活にもおすすめ。腸は免疫力と深い関係があるので、気温差が激しく体調を崩しやすい季節は、きのこ火鍋でお腹の中からととえたいですね。

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裏の山の木の子 恵比寿店
恵比寿東京都渋谷区恵比寿西1-9-1 第2ともえビル 2F
TEL 050-5869-2405
営業 ランチ 水〜日曜 11時~14時30分
   (前日までの予約制。コースのみ)
   ディナー 水〜日曜 16時〜23時(22時食事L.O.)
店舗情報(食べログ)

writer editor(東京都渋谷区)

奥渋在住20余年。旅、アート、インテリア、ウエルネス、映画、猫など多様なメディアに携わる文筆家。

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