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最高値のレア商品にびっくり! 渋谷PARCOで「昭和の玩具展」開催中 10/30まで【東京都渋谷区】

Luna Subitowriter editor(東京都渋谷区)

渋谷PARCO 5Fで10/30(日)まで期間限定でトイズキング レトロ館のポップアップショップ「俺たちの昭和の玩具展」を展開中です。

上りのエスカレーターを下りたら、すぐ左が「俺たちの昭和の玩具展」ポップアップショップ
上りのエスカレーターを下りたら、すぐ左が「俺たちの昭和の玩具展」ポップアップショップ

目印はこれ。

ショップにはくらくらするような
昭和のヴィンテージ玩具がずらり。
アイテムによって価格もピンキリ。

ポスターにも登場している30万円のヴィンテージペコちゃんは、園児服ながら昭和の貫禄たっぷり。

終戦直後に広島で創業した老舗・多田製作所製のアトムも。キュートなのに風格があります。

1960年代に発売されたフォード・コンバーチブルにソフビ製のアトムが乗っている多田製作所のブリキ玩具
1960年代に発売されたフォード・コンバーチブルにソフビ製のアトムが乗っている多田製作所のブリキ玩具

ゴレンジャーは、昭和の戦隊ものの王道。メインのレッドではなく、サブキャラのミドレンジャー&キレンジャーののチョイスがナイスですね。価格はアトムの20分の1、ペコちゃんの150分の1で、かなりお手頃。

こちらはお祭りで売られていたお面のよう。
こちらはお祭りで売られていたお面のよう。

団塊世代のヒーロー 赤胴鈴之助も、ヴィンテージにしてはお手頃なのかな?

「昭和の玩具展」の中で最も高額だったのは…意外にもちっちゃなキン肉マン消しゴムの「マンモスマン (写真右)」50万円でした!

子ども時代にキン肉マン消しを収集していた人は、昔のコレクションを要チェックですね。
子ども時代にキン肉マン消しを収集していた人は、昔のコレクションを要チェックですね。

主役キャラほど人気がないサブキャラは大量生産されないので、希少価値になり、主役キャラより値が上がるそう。

帰ってきたウルトラマンのキャラ タッコング(写真中央)は、レアそうだけど、意外とお手頃ですね。昭和の怪獣キャラって、ヒエロニムス・ボスの幻想画に出てくるシュールな怪物みたいでおもしろいなあ。

これはヤッターマンで出てくるヤッターゾウ。これもレアそうだけど、マンモスマンの消しゴムと比べるとお手頃。

こちらは、正規の商品ではない“パチソフビ”。商札に「記名あり」と書かれているのは、元持ち主の名が書かれているものだそう。この鋼鉄ジーグは、足裏に子どもの筆跡の記名が。マジックは消せないので価値が下がるようですが、個人的にはむしろ微笑ましく感じました。

鋼鉄ジーグはイタリア映画の快作『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』の重要なモチーフになりました。鋼鉄ジーグはかつてイタリアでも放映されていたので、それを観て育った世代の憧れキャラなのです。
鋼鉄ジーグはイタリア映画の快作『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』の重要なモチーフになりました。鋼鉄ジーグはかつてイタリアでも放映されていたので、それを観て育った世代の憧れキャラなのです。

キャラものだけでなく、1970年大阪万博の時に販売され板と思しきブリキの観光バスも、ノスタルジックでよき! 岡本太郎の太陽の塔のオブジェとセットで飾りたいなあ。

昭和のレトロ玩具をイメージした、現代版レトロ玩具もキュートですね。東欧系のレトロ玩具のようなお洒落さがあって、個人的に萌えます。

タカラのリカちゃん課出身のクリエイター タケヤマ・ノリヤ氏が主宰するグッズ制作販売会社メルヘンズのアイテムも会場にいろいろ揃っていたので、必見です。
10/30(日)なので、お見逃しなく!

「俺たちの昭和の玩具展」
東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO 5F
03-3464-5111

writer editor(東京都渋谷区)

奥渋在住20余年。旅、アート、インテリア、ウエルネス、映画、猫など多様なメディアに携わる文筆家。

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