【京都市伏見区】突然の知らせでした。創業128年の和菓子店「京菓子司富英堂」が5月31日をもって閉店
伏見区中油掛町にある京菓子司 富英堂さん。冬の寒い時期は店頭で蒸されている酒まんじゅうの湯気は...伏見の景色の一部となっています。そんな富英堂さんが2023年5月31日 久しぶりに更新されたお店のSNS、その内容に驚きを隠せませんでした。
「ご報告」
大変急なご連絡ではございますが、本日5月31日を以て当店は閉店いたしました。(SNSより抜粋)との記載が。
現地にも行ってみた...
驚きのあまり、翌日すぐにお店の前まで行ってみたものの...もちろん閉店は本当でした。明治28年創業、実に128年の歴史に幕を閉じられたのでした。閉店の事前告知等もあまりされていなかったようで、SNSのコメント欄には「とても残念です」「悲しいです...」等 閉店を惜しむ声が多数寄せられています。
筆者ももちろん利用させてもらっていた一人で、最後に買ったのはお彼岸のおはぎと苺大福だったと思います。美味しかった...。
蒸し立ての酒まんじゅう、銘菓えがお。もう食べられないのが寂しい限りです。
この趣ある歴史的な建物や和菓子が並んでいたショーケース、壁に飾られていたお菓子の木型...、どれもすごく素敵でした。間違いなく伏見を代表する和菓子屋さんだったのではないでしょうか。「長い間」...なんて軽々しく言えないほどの歴史があるお店ではありますが、長い間お疲れ様でした、美味しいお菓子をありがとうございました。
京菓子司 富英堂 (2023年5月31日 閉店)
住所:京都市伏見区中油掛町93