【京都市伏見区】深草東伊達町、防災整備工事が終わった七瀬川遊水地にできていたものとは…?
京阪バス「深草谷口町」バス停すぐ横、ずっと工事が続いていて青いガードフェンスで囲われていたところがようやく完成したようです。人気CAFE「菓寮 伊藤軒」さんのすぐ近く。
あまり見た事がない広い空間がそこに広がっていました。七瀬川と...その向こう、整備されたばかりのコンクリートが何やら変わった形をしています。その向こうに見えているのは? 広場? よし行ってみよう!
七瀬川遊水地広場
七瀬川遊水地広場が2023年4月に完成していました。階段またはスロープを下へ下へと降りていく構造で、こりゃ車で走っている分にはなかなか気づかないわ!
少しのベンチと植樹されたばかりの若々しい木々、そしてあとは広場! というシンプルな公園です。
それもそのはず、ここはあくまで「七瀬川遊水地」。豪雨で七瀬川が増水した場合、ここに水を逃す役割があるのでした。警報装置が設置されていますので回転灯が光っている時、雨が降っている時はこの公園に近づいてはいけません。公園だけど避難してはいけない場所、ということになります。
川沿いの一部、壁が低くなっていて広い滑り台のような部分が。ここから広場に水が流れ込むというわけですね。
未曾有の豪雨・洪水被害に備えての遊水地整備。その敷地の半分は広場として普段は開放しましょうという新しい試み。ずっと広場として安全に使い続けられることを切に願います。
いつもはこんなに穏やかな七瀬川でも 短時間記録的豪雨級の大雨にもなると、ものの10〜20分で川は増水してしまいます。これからゲリラ豪雨が多発する時期に入りますので雨が降った際には川や遊水地には近づかないようにしましょう。
広場としての利用について...。幼児・小学生のボール遊びは可 との記載があったんですが、このフェンスの向こうにボールが飛んでいってしまうと取りに行けないという事態になるのでご注意ください。遊ぶ時は「公園の利用について」の看板をしっかり読んだ上で楽しく遊んでくださいね。
七瀬川遊水地
住所:京都市伏見区深草東伊達町16