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【京都市伏見区】2024年3月に閉校する伏見工業高校。この跡地の今後の計画とは?

まえちん地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

先日京都市が【伏見工業高等学校跡地 及び元南部排水管理課用地の活用に係る優先交渉事業者の選定結果について】というものを発表しました。

京都市立伏見工業高等学校はどこにある?

京都市伏見区深草鈴塚町にある京都市立の工業高校です。(京阪伏見稲荷駅から徒歩7分ほど)全日制課程は2016年に京都市立洛陽工業高等学校と統合され「京都市立京都工学院高等学校」となり京都市伏見区深草西出山町へ移転済み。現在は夜間定時制単独校となっていました。

2021年4月には伏見工業高等学校の校地に新設校「京都市立京都奏和高等学校」が開校しています。

そんな定時制のみで続いていた伏見工業高等学校も2024年3月をもって閉校することが決まりました。

閉校後、この伏見工業高校と隣接する元京都市上下水道局の敷地をどう活用するか? という審議が水面下で行われていたようなのですが...さぁ、ここは一体どうなるのでしょう。

多世代共生型の大規模住宅街区が開発される!?

交渉事業者となる阪急阪神不動産(代表事業者)によると学生・単身者さんからファミリー層まで幅広い世代のかたが住める大規模な住宅開発がなされるということです。京都市のHPより街のイメージ図が見られるのですが、敷地内にはマンション・一戸建て・公園だけでなく商業施設から地域交流施設まで兼ね備えられており、地域の交流や様々な活動を応援する仕組みが出来上がっていました。伏見区内、いや京都市内でもこれだけの大規模な住宅地開発はなかなか珍しいのではないでしょうか。まだ交渉優先業者選定の段階ですが、これが実現したらすごい街ができそうな予感...!

伏見区鈴塚町の校舎が出来てからは87年。歴史ある校舎がなくなるのは寂しい気もしますが全く新しい「街」が生まれ、人々の活気に溢れるのが楽しみでもありますね。今後の情報もチェックしていきたいと思います!

伏見工業高等学校 (2024年3月をもって閉校)

住所:京都市伏見区深草鈴塚町13

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

伏見で育ち伏見で働き 結婚・出産を経て再び伏見に舞い戻り伏見区限定のライターを始めた伏見大好き主婦。伏見をえこひいきしながら様々なニュースをお届けします。

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