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手のひらで身体を冷やせ

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|ランニングの暑さ対策!

 4月なのに初夏のような気温が続きますね。ランナーにとっては暑さは大敵。少しでも快適に走るために身体の中から冷やしたい、そこで便利なのが手のひらで身体を冷やす。デサント「コアクーラー」。

コアクーラー
コアクーラー

|AYA血管を冷やせば、身体の中も冷える!

 AYA血管とは毛細血管の手前にある「動静脈吻合」を指します。このAYA血管は動脈と静脈の切り替わる血管で、ちょうど手のひらにあり、この部分に「コアクーラー」をつけることで、温かい動脈の血液が冷やされ静脈を介して身体の中が冷やさせます。

|12度の蓄冷材が徐々に身体を冷やさせる。

 体温が上がり過ぎた場合、腋窩(脇の下)や首の頸動脈を冷やせば体温は下がりますが、しかし急激に体温を下げてしまいます。同じく手のひらに家庭で使う保冷材(0度前後)を使用すると、血管が収縮してしまい冷却効果が充分に発揮されません。「コアクーラー」の蓄冷材は、シャープ独自の「TEKION」蓄冷材を使用し、血管を収縮させない適温の12度を保つ働きを持っています。

|使用持続時間は30分。

 蓄冷材を12度に保つためには、冷凍庫(2時間以上)は勿論、冷蔵庫(9時間以上)や氷水(1時間以上)でも冷やすことが出来ます。この使用持続時間は30分。その為、様々な用途に使用できます。

  • 運動前30分
  • 運動中
  • 運動後速やかに

2019年JALホノルルマラソンから試験的に使用しているが、昨年の夏から帽子とサングラスとともに欠かせないアイテムとなり、熱中症対策だけでなく熱による身体の疲労度が違うので、今後ランナーにとって必須のアイテムになるでしょう。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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