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背伸びで「ランニングフォーム」が変わる

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|背伸びで重心を高く

 ランニングフォームで大事なのは「姿勢」です。「サンドイッチ」で体幹を整えると紹介しましたが、更に「背伸び」することで、身体が軽くなったような感覚で走れるほど「重心」が上がります。これは、慣性が働くため、「背伸び」をして重心が高くなると、高い位置で留まろうとします。ちなみにしゃがんだ状態で身体を起こして走ると、背伸びに比べ身体は重く感じます。

|脚も上がりやすい

 「背伸び」のもう一つの効果として「大腰筋」が引き上がります。「大腰筋」は腰椎(腰骨)と大腿骨についているので、「背伸び」をすることで引き上がり、脚(腿)が上がりやすくなります。

|背伸びのポイント

 「背伸び」の動作を行う場合、「サンドイッチ」の姿勢を入れて体幹を安定してから行いましょう。ポイントは2つ。

  1. 背伸び後、ゆっくり腕を下す
  2. 踵が浮かせ身体を前に倒し、前傾姿勢を作る

注意点

  1. 背伸び後、一気に腕を下すと重心が低くなる
  2. つま先立ちになると、前傾姿勢が作れず走りに繋げ難くなる

|背伸び後、走りに繋げる

 止まった姿勢で「背伸び」を行う場合はポイント

  • 背伸びを3回行う
  • 踵を浮かせるので前傾姿勢になり、1回目と2回目は数歩走る
  • 3回目は背伸び後、数十m走る

 そして走る際中にも「背伸び」を入れて、腰の位置をキープします。特に登り坂で「背伸び」を入れると重心も高く、脚も上がりやすいので、普段より楽に登りやすくなります。

 背伸びを入れて、ランニングフォームの安定を図りましょう。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野.

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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