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adidas【ランニングシューズ】厚底シューズの進化版?エコ素材を使用したシューズ。

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|厚底で語りつくせないシューズ

 一般的に厚底シューズと言えば、カーボンやグラスファイバー内臓のシューズが印象強いですが、一方で前へ転がるようにゆりかごのような作りと前に体重を掛けると下り坂を走るようなシューズも登場。今回のadidas「アディスター」はどちらに属するのでしょうか?紹介します。

|adizeroシリーズと一線をかく「アディスター」

 アディダスのランニングシューズはadizeroシリーズと言って「adiospro2」「TAKUMI SEN7」「BOSTON10」など、厚底で反発する。カーボンやグラスファイバー内蔵のシューズを発売。今回のadidas「アディスター」は、反発素材でなく、シューズをタイヤの様に転がりやすい構造になっています。つま先と踵の高低差である「ドロップ」を、「BOSTON10」などは8.5mmを、「アディスター」は6mmと低くし、つま先の反り「トゥスプリング」を強くし回転力をサポートするシューズになっています。

|リサイクル素材採用でよりエコに!

 「アディスター」は、今後のランニングシューズの流れを汲む。リサイクル素材を、多く採用しつつスペックを維持する傾向に、今後もこの流れは加速するでしょう。シューズの特徴とエコなシューズを突き進む時代になるのではないでしょうか?

 同じアディダスのランニングシューズで尚且つ厚底シューズにも拘らず、特徴の違いを明確にした「アディスター」。購買する側には見た目では分かりづらいので、是非履き比べを!

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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