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【ランニングアイテム】雨の日対策グッズ3選!

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|梅雨到来!

 沖縄では梅雨に入り、ランナーにとっては、走り難くなる時期です。週に1回程度の雨であれば、ランニング休息日にすれば良いですが、毎日雨になると、走る機会が奪われ続けます。更にマラソン大会などに参加する方であれば、大雨でも大会は開催されます。私もドジャブリの中、幾度もレースに参加してきました。そこで、雨の日でも快適に走れるグッズを紹介します。

Airpeak
Airpeak

|キャップは必須

 雨の日のランニングは、顔が濡れることで不快な気分になるので、走りたくない要因の一つです。そこで必須になるのがキャップ。傘替わりに頭と顔を守ってくれます。それだけで大きく走りに影響します。そしておススメのキャップは「Airpeak」。頭部を快適するため空気が通る穴が前後左右に設けてます。雨が降ればいつもより頭部は湿気に見舞われます。この「Airpeak」を被ればそんな悩みを解決してくれます。素材は帝人フロンティアのナノフロントを使用しています。この特殊繊維は非常に細く(髪の毛の1/7500の細さ)、水の吸収、発散に優れているので、まるで被る傘の役割をしてくれます。

左がCW-X、右がオンヨネ「ブレステックPP」
左がCW-X、右がオンヨネ「ブレステックPP」

|機能性インナーが必須!

 走る際にTシャツなどを着て走りますが、雨は勿論、夏場になると大量な発汗が促されます。ランニング用のTシャツは吸収速乾に優れていますが、大量な雨と水をシャツで吸収してしまい、その水分が気化熱と言って肌から熱を奪い過ぎてしまい、低体温症などの原因になります。もう一つの要因としては、Tシャツと肌に空間があることで、空気も入りより熱を奪いやすい状態が生まれます。その解決法としてインナーを一枚挟むことです。

|肌とウエアの空間を無くす

 お勧めの機能性インナーの一つは、着圧の強いインナーです。これを着ることで姿勢を修正ししやすくなるのは勿論、肌との空間が無いので空気が入らず、汗冷えなどを抑えてやすくします。私が愛用しているのは「CW-X」です。その上からTシャツを着ることで雨はTシャツに吸収させ、汗や雨による冷えを遅らせられるので欠かせないアイテムです。

|水をインナーに残さないウエア

 汗冷えを防ぐためには肌に水分を残さないこと、ランニングに限らず登山などは、水を弾くウエアを着て常に肌を快適な環境に保ちます。私のおススメはオンヨネの「ブレステックPP」です。このウエアは水分を吸収するとともに、そのままウエアから水がこぼれ出るように処理してくれます。初めて真夏に着た際には、ランニングパンツが水を被ったように濡れる程、上半身の汗を素早く処理し肌に水分が残らないので低体温症を防いでくれます。

シームレスアームカバー
シームレスアームカバー

|アームカバーで冷え防止

 着圧の強い機能性インナー同様、雨の日はアームカバーを着用しています。特にお気に入りなのがR×L「シームレスアームカバー」です。シームレス(縫い目が無い)で柔らかくフィット感も良く、保温の役目もしてくれます。そして長さを調整するためにハサミで切っても糸のほつれが起きないので簡単に調節出来ます。腕は濡れると一気に冷えるので必須アイテムです。

 このようなアイテムを駆使して雨でも負けない走りを続けています。是非ご自身の雨の日、対策の参考して頂ければと思います。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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