｜走りを妨げないパンツ選び

　ランニングシューズ選びでは、走りをサポートするのか？スピードをアシストしてくれるのか？同じようにウエアもその観点で選ぶ必要があります。特に夏場の汗などの不快感や大きく股関節を動かすと、短パンの丈なども気になる。どのようなタイプを選ぶと良いか紹介します。　

｜色々なタイプのランニングパンツ（ランニングインナー）

　ランニングパンツやランニングインナーには、いくつかのタイプがあります。

• ランニング短パン（インナー付き）
• ランニング短パン（ハーフタイツ付き）
• ランニング短パン（インナーなし）
• ハーフタイツ
• ロングタイツ

｜インナー付き短パンの特徴は？

　短パンのインナー付きは、丈が短いタイプが多く、動きを妨げず、汗もかきやすく快適ですが、股などの擦れもあるのでワセリンが必須。ハーフタイツ付きは、短パンがある分、少し動きの制限は生まれやすいが、脚自体はブレ難く、擦れは少し抑制してくれます。

｜タイツの特徴は？

　ハーフタイツやロングタイツは、動きをコントロールしてくれたり、バランスを安定させてくれます。夏用のロングタイツもあります。ハーフタイツはよりスピードを出したい方に向いています。しかし、タイツなのでピタッとした履き心地の好き嫌いが生まれます。

｜インナーなし短パンは？

　短パンのインナーなしタイプは、タイツと組み合わせたり出来るので汎用性が高いのが特徴です。丈の長いタイプはゆっくり長く走る分に良いですが、スピードを出す際に大きく脚を動かす際に丈があたるので動きを妨げることもあります。そして短パンの下に普通のインナーパンツを履いてしまうと、股などを含め擦れなどが生じたり、動き辛さも生じやすいです。私がお勧めのインナーはR×L「ウルトラインナーパンツ」です。縫い目のないシームレスで出来ているので、動きを妨げないのが特徴です。一枚あると便利です。

　短パン選びは意外に重要で、走り始めてから違和感があるのでは、気になって走りに集中し辛いです。試着するなど、自分の走り合ったタイプを選びましょう。