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箱根・都大路・富士山など駅伝シーズンに向けて大会を知ろう!初級編

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|12月25日都大路からスタート 

 年末年始は駅伝ラッシュ。その皮切りは京都・都大路を駆ける抜ける「全国高校駅伝」。12月25日は、たけびしスタジアム京都(西京極競技場)をスタート・ゴールする。午前中は女子、午後は男子に分かれ行われます。第34回を数える女子。参加は全国47都道府県から各1校。10:20号砲で、全5区間21.0975km。1区は、最長の6km、この区間最高記録は新谷仁美選手が記録しています。時期エースが揃う1区は見所です。2区は4.0975km。3区3km襷もらってすぐに折り返すコース。勝負の4区3km。5区は5kmは優勝争い、そして8位までの入賞争いが見られる。ちなみに昨年は仙台育英(宮城)が優勝。

第73回を数える男子の参加は全国47都道府県から各1校。12:30号砲で、全7区間42.1975km。1区は、最長の10km、各校のエースが争う区間。スター候補をチェックするのはこの区間。2区は3kmここで勢いに乗れるかが鍵。3区8.1075km留学生が揃う区間。白川通の激坂が待っている。そして折り返してタスキを渡すと4区8.0875kmへ。来たコースを戻る。5区は3km。6区5km、そして最終7区5km、たけびしスタジアム京都へ。

|12月30日富士山女子駅伝

 12月30日は「富士山女子駅伝」。女子駅伝では最長の43.4km、全7区間。出場は全22校+全日本大学選抜と静岡県学生選抜の全24チーム。出場資格は、10月30日に行われた「全日本大学女子駅伝対校選手権大会での上位12校と、5000m7名のチーム記録による10大学。スタートは富士山本宮浅間大社の1区4.1km、2区6.8kmは、富士宮市から富士市へ入る高低差98mの長い下りが注目。3区3.3km、4区4.4km。5区最長区間の10.5km。6区6.0kmは、最終7区は難関区間8.3kmは、高低差は4.6kmで169mの過酷なコース。名城大学の5連覇なるか?他の大学が肉薄するか注目。

|元旦はニューイヤー駅伝

 年明けはニューイヤー駅伝「第67回全日本実業団対抗駅伝競走大会」。全国各地の予選会から勝ち抜いた東日本 12チーム。中部7チーム。北陸1チーム。関西 5チーム。中国 4チーム。九州8チームの37チームで争う。全長100 km7区間で群馬県庁がスタート。1区は12.3 km県庁~高崎。2区は8.3 km高崎~公田。3区は13.6 km公田~伊勢崎。4区は22.4 km伊勢崎~太田。5区は15.8 km太田~桐生。6区は11.9 km桐生~西久保。最終7区は15.7 km西久保~県庁前。各スター選手が走るが、注目はGMOから大迫傑選手がエントリー、お正月から見逃せない。

|そして箱根

 お正月と言えば、箱根「第99回東京箱根間往復大学駅伝競走」。前年の同大会上位10校と予選会上位10校と関東学生連合チームの全21チームでタスキを渡す。2日往路は5区間107.5km。1区21.3km東京・大手町 読売新聞ビル~鶴見中継所。2区23.1km鶴見中継所~戸塚中継所。3区21.4km戸塚中継所~平塚中継所。4区20.9km平塚中継所~小田原(鈴廣)中継所 5区20.8km小田原中継所~箱根・芦ノ湖。

|復路は109.6km

 翌3日は復路109.6km。6区20.8km箱根・芦ノ湖~小田原(鈴廣)中継所。7区21.3km小田原~平塚中継所(往路とは若干異なる)8区21.4km平塚中継所~戸塚中継所。9区23.1km戸塚~鶴見中継所。10区23km鶴見中継所~日本橋・大手町 読売新聞ビル。また感動のドラマが年末年始とみられるのか?

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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