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【冬のランニング】乾燥するこの時期の水分補給と保湿対策!

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|キャップの白い模様は塩が!

 先日湘南マラソンに参加し、キャップを脱ぐととんでもないことに、黒のキャップが白い模様が、スキンヘッドの私は汗が直接キャップに、そして乾燥していたので、乾いた後は塩の素であるナトリウムがくっきり、これには驚きです。そしてここ数日、走っていると、乾燥で肌がカサカサになる感覚。これでは肌から水分がどんどん抜けていく、更に速く走れば、鼻呼吸から口呼吸になり、より水分が蒸発します。乾燥するこの時期の水分補給や乾燥対策が必要です。

|喉の渇きを感じない、この時期!

 マスク生活続く中、ウィルスの侵入を防ぐだけでなく、口の中の水分も保たれています。しかしランニングをすると、鼻呼吸でランニングするゆっくりなスピードあれば良いが心拍数が上がるスピードや登り坂を走るなど、口呼吸になりながら走る場面では、口の中は乾きやすく、のどの炎症など、様々な影響が考えられます。一方で、水分補給が必要であるが、喉の渇きを感じ難く、水分摂取を怠りやすい、その対策は「小まめなうがい」。

うがいの効果
・喉に付着した菌やウイルスを洗い流し、風邪や感染症の予防に
・口内の水分喪失を抑える
日常では
・起床時、室内に入った際は、手洗いと同じタイミングで行う

|スキンケアと湿度管理!

 走る先のスキンケアだけでなく、日常生活で肌対策が必要です。特に乾燥した中で走ると、肌の水分バランスの崩れから日焼けしやすい傾向になります。その対策として普段から保湿や湿度管理を徹底しましょう。特に室内はエアコンなどの暖房により湿度は下がりやすくなります。常に加湿することが必要です。

乾燥肌の原因
・ターンオーバーの乱れ;肌の表皮(4層)は約4週間で生まれ変わります。サイクルの乱れによる乾燥が進んだり、肌トラブルの原因に
・生活習慣の乱れ;ターンオーバーの乱れに繋がるものとして、睡眠不足・食生活の乱れ・運動不足・過度の飲酒などの生活習慣に起因します。
・20分以上の入浴;寒いとゆっくり湯船に浸かりたい、一方で肌から汗と油分が抜けてしまいます。スキンケアは勿論、長風呂にならないよう注意しましょう。
・紫外線の影響;冬であっても紫外線は注がれています。夏に比べ肌の水分が足らないので、肌トラブルを起こしやすい。
・間違ったスキンケア;例えば洗顔など、顔をごしごし洗うなど、肌を傷つけやすい。
・室内の湿度;快適な室内の湿度は40~60%と言われます。何も対策を講じないと、暖房かければ40%をを切りやすくなります。

 原因が理解できれば、その対策を講じましょう。例えば、生活習慣の改善が必須。冬でも日焼け止めを使用したり、髭を剃る方であれば、化粧水など塗る習慣に変えましょう。加湿器は感染対策のために水は毎日取り換えて使用してください。

 スキンケア習慣が既についている方々であれば、対策は講じやすいですが、化粧水など着ける習慣が無い方は、是非乾燥対策として使用しましょう。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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