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2023幕開けは【ニューイヤー駅伝】トップ選手の走りで素敵な一年を!

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|2023はニューイヤー駅伝スタート!

 2023年元旦は、ニューイヤー駅伝「第67回全日本実業団対抗駅伝競走大会」。全国各地の予選会から勝ち抜いた東日本 12チーム。中部7チーム。北陸1チーム。関西 5チーム。中国 4チーム。九州8チームの37チームで争う予定でしたが、残念ながら安川電機はチーム内に新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたため出場を辞退で36チームで争う。全長100 km7区間で群馬県庁がスタート。1区は12.3 km県庁~高崎。2区は8.3 km高崎~公田。3区は13.6 km公田~伊勢崎。4区は22.4 km伊勢崎~太田。5区は15.8 km太田~桐生。6区は11.9 km桐生~西久保。最終7区は15.7 km西久保~県庁前でゴール。

|各チームの注目選手は?

 ニューイヤー駅伝は高校や大学で活躍したトップアスリートが揃う駅伝です。その中でも注目選手を紹介します。

昨年の優勝のHONDA;5区に東京、オレゴン世界選手権3000m障害代表・青木涼真(法政)、6区に前回初優勝の立役者となった中山顕(中央)が今回も同じ区間に、一方で東京10000m代表の伊藤達彦(東京国際)、主将の設楽悠太(東洋)は、補欠に!

優勝候補の東日本予選三連覇中の富士通;3区坂東悠汰(法政)4区横手健(明治)5区塩尻和也(順天堂)6区浦野雄平(國學院)など松枝博輝(順天堂大)が補欠に回っても強力な布陣

2015、2016連覇したトヨタ自動車;3区太田智樹(早稲田)4区西山雄介(駒澤大)6区西山和弥(東洋)7区服部勇馬(東洋)などがエントリー

初の九州王者になった黒崎播磨;マラソン2時間6分35秒をマークしている4区細谷恭平(中央学院)を筆頭に優勝を目指す。

|大迫傑は3区

 今回のニューイヤー駅伝の最大の注目は大迫傑GMOインターネットグループで出場する。

GMOインターネットグループ;1区村山紘太(城西)3区大迫傑、4区吉田祐也(青山学院)などメンバー充実!
2017~2020まで連覇した旭化成;3区大六野秀畝(明治大)4区市田孝(大東文化)6区市田宏(大東文化)7区土方英和(國學院)で優勝を目指す。

|注目選手目白押し

 他にも紹介したいチームが多く、2022旋風を起こし2位に入った「SUBARU」。充実の強さの4区井上大仁(山梨学院)率いる「三菱重工」。東日本3位の「日立物流」。そして世界選手権10000m2位のスタンネリー・ワイザカやマラソン2時間6分台の記録を持つ6区小椋裕介(青山学院)7区高久龍(東洋)のいる「ヤクルト」は怖い存在。

 関西ではSGホールディングスグループは1区佐藤悠基(東海)3区鈴木塁人(青山学院)で上位を目指す。そして31年連続出場の中国電力。個人的にはコモディイイダやサンベルクスも応援したい。

 2023年元旦を駆け抜けるニューイヤー駅伝、早起きして観戦しましょう。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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