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子供の怒りを鎮める?ペットボトルと100均で作るセンサリーボトル。

まめねこマンガ・イラストレーター/小学生をラクにするアイテム研究家

こんにちは、まめねこです。

皆さんはお子さんが怒った時、どんな風にされていますか?

優しく声をかけたり、放っておいたり。
状況によって様々に対応されると思いますが、怒りに荒ぶる子供の心を落ち着かせる方法の一つに「センサリーボトル」があります。

身近にあるもので簡単に作れるセンサリーボトル。
お子様と一緒に作るところから楽しんでみてはいかがでしょうか?

センサリーボトルとは

手作りのセンサリーボトル
手作りのセンサリーボトル

センサリーボトルとは、モンテッソーリ教育の創始者「マリア・モンテッソーリ」が考案したメイソンジャーが原形となっています。

別名、「安らぎのジャー」「魔法の瓶」とも。

水などで満たしたボトルにビーズやラメなどを入れ、揺らめく様を眺めます。

怒りや興奮を鎮め、冷静さを取り戻す道具として生み出されました。

どんな風に使うか

子供が怒っている時に、センサリーボトルを振って渡します。
キラキラと揺らめくボトルは子供の注意関心を惹きつけ、怒りで満ちた心を鎮めます。

親子で一緒に眺めるのも効果的。
怒りが落ち着いたら、どんな気持ちだったのか尋ねたり、その時の親の気持ちも伝えるなど、冷静に話しあうことが自己表現や相互理解に繋がります。

また0~1歳の頃には感覚遊びの一つとして活用することもあります。
揺らめくものを目で追ったり、指でなぞったり、転がしたり。

ボトルからジッパー付きのビニール袋に入れれば「センサリーバック」として遊ぶこともできます。

後半でセンサリーバッグもご紹介しますね。

センサリーボトルの作り方

用意するもの

  1. 空のペットボトル(500ml・模様がなく、透明なもの)
  2. 中に入れるもの(ビーズ・ラメ・カラーセロファンなど)
  3. PVA洗濯のり
  4. 瞬間接着剤(あれば)
  5. ビニールテープ

私はほぼ100均で揃えました。

100均のPVA洗濯のりは500mlと大容量ですが、洗濯のりを使った知育アクティビティーはスライム作りを始め、たくさんあります!

残った洗濯のりの使い方についてはこちらをご覧ください↓

洗濯のり、7つの知育活用術

作り方詳細

まず、ペットボトルの6分目まで洗濯のりを入れます。

次に、ビーズなどのキラキラしたものを入れます。
入れすぎると動かなくなるので、画像を目安に入れてください。

飲み口ギリギリまで水を入れます。

キャップの凸凹した部分に瞬間接着剤を点置きして、きつく蓋をしめます。

私はマスキングテープで止めましたが、ビニールテープで止めた方が誤って蓋が開いてしまうことが少ないようです。(保育園の先生に教えてもらいました)

完成したセンサリーボトルがこちら!

赤と青の2種類を作ってみました。
赤と青の2種類を作ってみました。

洗濯のりの配分を多くすればするほど、中のものの動きがゆっくりになります。

実際に動いている様子をご覧になりたい方は、まめねこのInstagram「子供の怒りを鎮めるセンサリーボトルを100均洗濯のりで作ろう」でご確認ください。

0~1歳ならセンサリーバッグがおすすめ

感覚遊びとしてセンサリーバッグもおすすめです。

キラキラしたものを入れて、指や手のひらで押したりして遊びます。

ひんやりとした感触、ニュルニュル感、不思議な動きをする中のキラキラに赤ちゃんは夢中!

フードカラーで着色したセンサリーバッグ。
フードカラーで着色したセンサリーバッグ。

破れるのが心配な時はビニール袋を2重にすることをおすすめします。

オイルセンサリーバッグ&ボトルもおすすめ

洗濯のりで作る他に、水とオイルで作る「オイルセンサリーバッグ」も楽しいですよ。

こちらがオイルセンサリーバッグ。

そしてこちらがオイルセンサリーボトルです。

サラダ油:色水が3:1になるようにジッパー付きビニール袋やペットボトルに入れるだけ。

色水はフードカラーや絵具を水で溶いたものを使います。

我が家の3歳はオイルセンサリーボトルが大好きで、いつもぶんぶん振っては眺めています。

大人もぼーっと見ているとなんだか癒される、センサリーボトル。

ぜひお試しください。

オイルバッグの作り方を動画で確認したい方はこちら↓

オイルセンサリーバッグを作ろう(動画30秒)

まめねこのInstagramでは簡単な知育あそびを数多く提案しています。

ぜひお子さんと楽しんでみてくださいね。

マンガ・イラストレーター/小学生をラクにするアイテム研究家

10歳、6歳の男の子ママ。Instagramでは『小学生をラクにするアイテム』発信する傍ら、様々な体験談のマンガ化もしている。自身の現在進行形体験談「子どものチックで悩んでいます」も不定期更新中。

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