なぜ川は危険なの?水辺に行く前に知ってほしい「水辺の危険」と万が一のこと。
連日、猛暑酷暑が続く中、海や川、プールなどに出かける機会も多いのではないでしょうか。
夏休みが始まって早々、水辺の悲しい事故もニュースになりました。
こうした事故を未然に防ぐためにも「知ってるようで知らない水辺の危険」から万が一事故が起きた時の対応までをマンガでまとめました。
これは昨年2022年にライフジャケットの普及活動を10年以上続けられているライジャケサンタさんと、救急センターで救急看護師として長年経験を積み、現在は子供の一次救命の指導をされているポンポンマムさんにご協力頂いて描かせて頂きました。
ぜひ多くの方の目に触れたらと思っています。
水辺の危険と万が一のこと
2022年の水難事故件数は1,346件(前年比-49件)、水難者は1,640件(同+15人)死者・行方不明者数は727人(同-17人)です。※水難者とは死者・行方不明者、負傷者、無事救出者を含む人数です。
対策編
ただし、投げ入れる際は救助者に当たらないように注意が必要。ぶつかってバランスを崩すことで冷静さを失うきっかけになることも。
「浮いて待て」にもライフジャケットは欠かせない
このマンガをまとめるにあたり、私自身もプールや海で「浮いて待て」を実践してみました。
この浮いて待ては正直、水着一枚だととても難しいと感じました。
足先に浮力のあるもの(サンダルなど)があると楽ですが、そうじゃないと足からバランスを崩して沈んでしまうことが多く、特に波があるところでバランスを保てるようになるにはかなり練習が必要なのでは…と感じました。
でもライフジャケットをつけていると格段に浮いて待てが楽になります。
川でも海でも、必ずライフジャケットを着用することがとても大切だと思います。
あと、余談ですがライフジャケットをつけて海に入ると浮き輪よりも体が安定してます。
我が家の5歳の場合、のぞき眼鏡で水中を覗く際、浮き輪だと高さがあって覗きにくいけど、ライフジャケットなら見やすそうです。
ライフジャケットは邪魔だし、暑そう…と思われる方も多いですが、水遊びをより楽しむアイテムとしてもライフジャケットはとてもいい仕事をしてくれますよ。
この投稿に寄せられた皆さんからの意見
2022年夏、この投稿をInstagramにした際にたくさんの方から反響がありました。
中にはさらにこうした方がいいのでは?というアイディアも寄せられています。もしよければこの投稿に寄せられた皆さまの意見もぜひ読んでみて下さいね。
◎知ってほしい水辺の危険と万が一のこと【第1話】
◎知ってほしい水辺の危険と万が一のこと【第2話】
↑まめねこのInstagramに飛びます
【引用・参考】
・子どもたちにライジャケを!_森重裕二(ライジャケサンタ)
・国土交通省_『川の安全利用・恐さを知って川と親しむために』
・水辺の安全ハンドブック(公益財団法人河川財団)
・川の事故を防ぎ、安全に遊ぶための5つのポイント_B&G財団
・NHK首都圏ナビ_『水難事故はなぜ繰り返される?子どもが溺れる「川」に潜む危険とは 』
・yahooニュース_『川が「おいで、おいで」と手招きする だから水難事故は繰り返す その原因を専門家が解説』_斎藤秀俊
・yahooニュース『川遊びでライフジャケットしていれば安心? 安全な川遊びの深さを確認しよう』_斎藤秀俊
・yahooニュース『落水した子供からのお願い 飛び込まないでねパパ/ママ ライフジャケット編』_斎藤秀俊
・AlSOK_『子どもの水難事故は河川が多い?川遊びをするときの注意点』
・Yahooニュース「子供は静かに溺れる」元教員が伝えるライフジャケットの必要性(※ライジャケサンタさんの取材記事です)
・yahooニュース_『子供を助けようとして親が溺れる原因 そして親子とも生還するためには?』_斎藤秀俊
・日本医師会_子供の一次救命処置の手順
・こどもの救急オンライン_こどもの命を救おう一次救命処置の手順
・東京消防庁公式チャンネル_『小児の心肺蘇生(AED使用を含む)』