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【京都市】黄金の輝き!世界遺産「西本願寺」のイチョウが黄葉の見頃に

Mamiトラベルフォトライター/世界遺産めぐり(京都市)

京都・西本願寺の大イチョウが黄葉の見頃に

京都にある世界遺産「西本願寺」。この季節になると、巨大なイチョウの黄葉により、境内から黄金の輝きが放たれるようになります。

一番有名なのは、門をくぐった先にある、御影堂(国宝)の前の大イチョウです。

高さは7mですが、枝張りが24mもある巨木で、空に向かって根を張っているようにも見えることから、「逆さイチョウ」の名で親しまれています。

樹齢400年とのことですが、その生命力と黄金の輝きは圧巻の美しさ。なかなか画面に収まりきらない、そのスケールの大きさと力強さにも圧倒されてしまいます。

大火の時には、木から水を吹き出して御影堂を守ったことから、「水吹きイチョウ」とも呼ばれます。

3本の大イチョウによる、黄金の輝きと黄色の絨毯

西本願寺には

  1. 御影堂の前(逆さイチョウ)
  2. 御影堂門の脇
  3. 阿弥陀堂の前

と、境内に大イチョウが3本あり、どれも黄葉の見頃を迎えています。

阿弥陀堂前の大イチョウ、写真右側(南側)はまだ少し緑色
阿弥陀堂前の大イチョウ、写真右側(南側)はまだ少し緑色

御影堂前の逆さイチョウおよび門の脇にある大イチョウは少し落葉がはじまっていますが、今なら足元に広がる黄色の絨毯も楽しむことができます。

一方、阿弥陀堂(国宝)の前の大イチョウは、少しまだ緑色の部分が残っているので、これからさらに黄葉が進みそうです。

約40年ぶりに輝きを取り戻した唐門

せっかく西本願寺を訪れたのならば、唐門(国宝)も立ち寄ってみてください。

2021年9月に、3年4か月におよんだ修復工事が終了したところだからです。

約40年ぶりの修復を終え、桃山時代の豪華な装飾彫刻が施された唐門に、輝きと鮮やかな彩りが甦っています。

黄金の輝き、今が見頃です。

お寺情報

寺名:西本願寺
住所:京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町
電話番号:075-371-5181
参拝時間:5:30~17:00
西本願寺の公式ホームページ

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トラベルフォトライター/世界遺産めぐり(京都市)

旅ブログ「それは、世界遺産がきっかけだった。」にて、旅のお役立ち情報を発信中。世界遺産巡りを中心に気ままに世界を旅し、気に入った異国の街で、暮らすように旅することも。これまでの旅の経験を生かして、国内、特に京都の魅力をお届けしていきます。京都で暮らしはじめてから、着物や日本茶にも目覚めました。

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