Yahoo!ニュース

【京都市右京区】嵐山に新規オープン!じゅわ〜と出汁が溢れるカフェこだわりのライスバーガー

Mamiトラベルフォトライター/世界遺産めぐり(京都市)

嵐山に新しくオープンしたお洒落なカフェ「中川発明堂」

JR「嵯峨嵐山駅」から歩いて約5分。今月、2023年3月3日に、カフェ「中川発明堂」がオープンしました。

こだわりの日本茶ラテをキッチンカーにて提供してきた、仲良し兄弟が開業されたお店です。

観光地という土地柄、嵐山には和風なお店が多いですが、中川発明堂は淡いグレーの壁紙にドライフラワーなどを飾った洋風な内装。

「観光客の方だけでなく、地元の方にも愛されるお店にしていきたい」と、あえて"観光地ぽくない"雰囲気にされたそう。

入口から店内までフラットな床なので、車椅子の方やベビーカーを押している方も利用しやすい印象を受けました。

お店自慢の「こだわりのだし巻きライスバーガー」

中川発明堂のメインメニューは、ライスバーガー。

3種類あるのですが、もしも迷ったら、研究を重ねたお店のイチオシ「こだわりのだし巻きライスバーガー」(700円)をどうぞ。

香ばしく表面が焼かれたライスバンズからはみ出るほど、大きなだし巻き卵が挟まれています。

実際に手に取ると、見た目以上にずっしりと重みを感じたのですが、一口食べてみて納得。

「たぷん。たぷん。」という音が聞こえてきそうなほど、お出汁がたっぷり卵に含まれており、齧ると口内にお出汁と旨味がじゅわ〜と広がります。

出来立て熱々が美味しいのはもちろんですが、時間が経つとせっかくのお出汁が染み出てしまうので、提供されたら(写真撮影はそこそこに)すぐに食べ始め、余すことなく美味しさを堪能してください。

だし巻き卵のふわふわ感、京漬物のカリカリ感に加え、ふりかけられた一味のピリ辛具合も良いアクセントになっています。

意外!こだわりの「抹茶ラテ」がライスバーガーにも合う

ドリンクは沢山の種類があるのですが、お店のおすすめは「抹茶ラテ」(優600円、上850円、極1,200円)。

「キッチンカー時代から、厳選した抹茶をお客様の目の前で点てることにこだわってきた」と聞いたら、いただきたくなります。

宇治の茶農家さんからシングルオリジンの抹茶を仕入れ、季節により仕入れる抹茶の種類を変えていくと、こだわりは健在。

今回は鮮やかな緑色が美しい品種「さみどり」を使用した「極」をいただきました。

苦味は少なく、香味に優れた抹茶ラテ。

しかも、牛乳の自然な甘みが、ライスバーガーの一味のピリ辛をマイルドにしてくれ、抹茶ラテとライスバーガーという意外なペアリングにも驚きました。

もし甘いラテがお好みなら、別添えでシロップも用意してもらえます。

パティシエ監修のスイーツもどうぞ

デザートは3種類あるのですが、デザートのおすすめも伺うと、「レモンケーキ」(550円)とのこと。

デコレーションにビーツパウダーが使用されており、まるでバラの花に囲まれているようなイメージ。

米粉でつくられている、グルテンフリーのケーキなので、小麦粉のケーキとは異なり、しっかり食べ応えがあります。

また、有機レモンを皮ごと使用されているので、爽やかな香りを楽しめました。

「驚き」や「楽しさ」を味わってほしい

店名にあるように、食材の組み合わせや塩味具合など、斬新で考え抜かれたメニューを「発明」している中川発明堂。

これからのメニューの進化も楽しみです。

中川発明堂
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺造路町8
営業時間:10:00〜17:00
定休日:不定休
支払方法:現金のみ
中川発明堂の公式Instagram

トラベルフォトライター/世界遺産めぐり(京都市)

旅ブログ「それは、世界遺産がきっかけだった。」にて、旅のお役立ち情報を発信中。世界遺産巡りを中心に気ままに世界を旅し、気に入った異国の街で、暮らすように旅することも。これまでの旅の経験を生かして、国内、特に京都の魅力をお届けしていきます。京都で暮らしはじめてから、着物や日本茶にも目覚めました。

Mamiの最近の記事