Yahoo!ニュース

【京都市】重要文化財での喫茶!京都府庁旧本館にオープンしたレトロカフェ

Mamiトラベルフォトライター/世界遺産めぐり(京都市)

京都府庁旧本館にオープンしたカフェ「salon de 1904」

2023年7月にオープンしたばかりの、京都府庁旧本館にあるカフェ「salon de 1904」へ。

玄関ホールから右手奥へと回廊を進むと、カフェが現れます。

府庁内にあるため、営業は平日のみ。

13時頃のお昼時に訪れたこともあり、店内は満席で、ウェイティングリストに名前を書いて順番を待ちます。

カフェの待合室
カフェの待合室

1904年(明治37年)竣工の京都府庁旧本館は、重要文化財にも指定されている建物。

カフェでも、待合室でも、赤いカーペットや白壁、優美なランプシェイドなどがそのまま活かされています。

20分ほど待って席に案内していただいたのですが、テーブルや椅子も府庁時代のものが使われており、各席ごとに雰囲気が異なります。

注文する際は、各席に置かれているベルを「チリン」と鳴らして。

今回はフードとドリンクを1品ずつ選べる「選べるランチ」(850円)から、ナポリタンと英国風ミルクティを選択してみました。

なお「選べるランチ」のフードは「ミニサイズ」となっており、量はキッズ向きでしたので、大人が昼食としていただくのなら、通常メニューから選んだ方が満腹感は得やすいです。

カップのデザインにもあるように、「salon de 1904」は前田珈琲によって運営されているので、サンドウィッチ系からライス系、パスタ系、スイーツ系まで、メニューは豊富に揃っています。

合わせて重要文化財「京都府庁旧本館」の見学も

京都府庁旧本館は、創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のもので、国の重要文化財にも指定されています。

建物内には工芸品のような趣を感じられる美しい空間が広がっており、旧知事室や梁などに施された装飾にも目を奪われます。

カフェ訪問日時が旧本館の公開日時に重なるのなら、合わせて見学されてみてはいかがでしょうか。

salon de 1904
住所:京都市上京区薮之内町1(京都府庁旧本館 1階)
電話番号:075-414-1444
営業日時:月〜金 8:00〜17:00

京都府庁旧本館の公開日時
火〜金、および第1・3・5週の土曜日
10:00〜17:00
※公開日は変更となる場合があります

トラベルフォトライター/世界遺産めぐり(京都市)

旅ブログ「それは、世界遺産がきっかけだった。」にて、旅のお役立ち情報を発信中。世界遺産巡りを中心に気ままに世界を旅し、気に入った異国の街で、暮らすように旅することも。これまでの旅の経験を生かして、国内、特に京都の魅力をお届けしていきます。京都で暮らしはじめてから、着物や日本茶にも目覚めました。

Mamiの最近の記事