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今すぐ部屋のパッと見だけキレイに!元家政婦が教える「とりあえず部屋をキレイに見せる方法」3選

マミプロ主婦®・元家政婦
筆者の自宅リビング

部屋を片づけようと思っても、時間がなくてなかなかできない…なんて思ってしまいます。でも、急な来客など、「今すぐとりあえずの見た目だけでもどうにかしたい!」と思うときもありますよね。そこで今回は、元家政婦の私が「部屋のパッと見」を簡単に整える方法をお伝えします。

気をつけることは3つ

・平面の面積を確保する
・物の縦と横をそろえる
・光る素材を光らせる

テーブルの上と床、ソファの物を撤去

平面の面積を確保!
平面の面積を確保!

「平面の面積を確保する」、これをするだけで部屋は片づいて見えます。平面の面積とは何か?というと、それは、床とテーブル、ソファの上などですね。ここに物が置かれていると「この家は散らかっているな」という雰囲気に。まず、そこに置いてあるものをどかす、ゴミなどいらない物が置かれていたら捨てる。これは絶対です。急な来客で急いでいるならば、もう他の部屋に移動してしまう、それだけでもいい。とにかく平面の物は撤去です。

雑然と物を置かずに揃える

リモコンを角に揃えて置く
リモコンを角に揃えて置く

平面の面積を確保したくても、物が多くて全部を撤去できない…。そんなこともありますよね。そんな場合は、物を揃えて置きましょう。縦と横を揃えて端に寄せておけば、とりあえずはスッキリした印象になります。たとえばリモコンをピシッと並べて置くとか、テーブルの上にある雑誌の角を揃えて端っこに寄せて、かつテーブルの角と揃える。それだけで整った印象になりますよ。とにかくモノを雑然と置かずに揃えて置く。これならちょっとの時間でもできるはずです。

テレビの画面やガラスドア、ドアノブなどをサッと磨く

テレビ画面が光っているとキレイに見える
テレビ画面が光っているとキレイに見える

「物を撤去したり揃えたりしたけれど、なんとなくパッとしない…」そんな時は、光る素材を光らせましょう。たとえば、テレビの画面。手アカなどで曇っていませんか?汚れていたらサッと拭きましょう。磨くつもりで拭いてください。あとは、ドアノブ。そして、テレビ台のドアがガラスの場合は、そのガラス部分など。光りそうなところを光らせます。この時、窓ガラスも磨いた方がいいの?と思うかもしれませんが、窓拭きは時間もかかるしハードルが高いですよね。窓ガラスが拭けるに越したことはありませんが、レースのカーテンを引いて隠せば大丈夫。窓拭きは時間があるときにやりましょう。部屋の中で光る部分が光っていると、なんだかそこが輝いて、パーッとキレイに見えるのです。マイクロファイバークロスやメガネ拭きなど、から拭きで磨けるものでサーっと磨きましょう。たとえばキッチンでも、蛇口や電子レンジ、炊飯器、食器棚のガラスなどをサッと拭くと、そこがピカーッとして全体がキレイに見えますよ。

ビフォーアフターをわかりやすくする家政婦の技

家政婦の仕事で片づけや掃除をした際、元々が割とキレイなお宅だと、「片づけをしてもあまり変化がわからない」なんて場合があります。それとは逆に、「片づけなくてはいけない部分が多すぎて、時間内ではこなせない!」なんてことも。そんなときのちょっとしたテクニックとして研修で習ったのが、今日ご紹介した3つのポイントです。平面の面積を確保して、物の縦と横をそろえ光る素材を光らせると、部屋のパッと見がキレイに見えますよ。ぜひためしてみてくださいね。

フローリングワイパーを手に取りやすいところに設置
フローリングワイパーを手に取りやすいところに設置

部屋を簡単にキレイに見せるための日々の掃除などについては、私のサイトの記事「掃除が苦手と感じる人こそ「掃除道具は出しっぱなし」がいい!おすすめアイテムも」をご覧ください。スマートフォンからこの記事をご覧のかたは、プロフィールからフォローしていただきますと最新記事の見逃しがなくおすすめです。

プロ主婦®・元家政婦

主婦歴20数年の元家政婦ライター。主婦力を活かして稼ぐ「プロ主婦」です(プロ主婦は登録商標です)。掃除や料理はもちろん、ママ友付き合いやPTAネタ(PTA会長経験あり)、100均おすすめグッズなど主婦目線のお役立ち情報をお届けします。家庭料理スペシャリスト、2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)資格を保有。実家は清掃会社を経営していました。1976年生まれで、2005年生まれの息子と2015年生まれの娘、3歳年上の夫と都内に暮らしています。100均マニア、ドン・キホーテの掃除グッズマニアとしてヒルナンデス!、熱狂マニアさん、DayDay.等のテレビ番組やラジオなどへも出演しています。

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