【名古屋市】夏休みは子供とリアル謎解きへ！千円以下で家族全員が楽しめる。コスパ抜群の体験型イベント

地域情報発信クリエイター（名古屋市）

2023/7/21(金) 20:30

名古屋市守山区にある、しだみ古墳群ミュージアム（しだみゅー）では10/29までの期間限定でリアル謎解きゲームを開催しています。
タイトルは「開けろ！謎めいた発掘シート」
施設内を回りながら、謎を解いていく、体験型の謎解きです。
夏休みにファミリーで楽しめるイベントをお探しの方にはぴったりかと思います。

早速、家族で体験してきましたのでご紹介します。

ネタバレはありませんので、ご心配なく！

志段味古墳群とは

　　現在、名古屋市内には、約200基の古墳が確認されていますが、このうち古墳が最も集中しているのが「しだみ古墳群」がある上志段味（かみしだみ）です。
　上志段味は、岐阜県から愛知県へ流れる一級河川である庄内川が濃尾平野へ流れ出る部分にあたり、多くの古墳が点在することから志段味古墳群と呼ばれ、国の史跡に指定されています。
　志段味古墳群は尾張戸神社が鎮座する市内最高峰の東谷山頂から山裾、庄内川に沿って広がる河岸段丘に東西1.7ｋｍ、南北１ｋｍにわたって分布しています。
　４世紀前半から７世紀にかけて、古墳が築かれない空白期間をはさみながらも、長期にわたって古墳が造営されており、空白期間を境に４世紀前半から中頃、５世紀中頃から6世紀前半、6世紀後半から7世紀の３つの時期に分けることができます。その特徴は、全時期を通して、規模・形の異なる様々な古墳が、起伏の富んだ狭い地形に築かれており、「日本の古墳時代の縮図」と言えるところにあります。
　墳丘の平面形や葺石の特徴、石英を用いた墳丘装飾、埴輪の形態・製法技法、墳丘上の祭祀行為、埋葬施設内の副葬品などから、古墳群の被葬者たちがヤマト王権と密接な関係にあったことがうかがえる貴重な古墳群であると言えます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　歴史の里しだみ古墳群公式サイトより　

古墳時代を体感できる施設

「体感！しだみ古墳群ミュージアム」（SHIDAMU）では、謎解きイベント以外にも、貴重な出土品が展示されていたり、古墳ガイドツアー、埴輪づくり、勾玉づくりなど古墳時代を体感できるプログラムなどが行われています。
子どもから大人まで楽しむことができる体験型の施設です。
入場料は無料です（展示室のみ有料）

100台ほどある駐車場も無料です。(特定のイベント時など有料の場合もあり）

イベント概要

訪れたのは謎解きイベント開始２日目の7/16（日）の午後。
13時頃到着したので、入庫待ちがあるかと思いましたが、駐車場は７割ほどの入りで、余裕はありました。
この日は、最高気温が35度近い猛暑だったので、外出を控えた方が多かったのかもしれません。

謎解きイベント概要

開催期間　2023/7/15（土）~10/29（日）
受付時間　9:00~16:00　
参加費　500円

ただし、謎解きのために展示室への入室（最終入場は16時半まで）が必要です。入場料別途、大人1人200円　中学生以下無料です。

館内へ入ると、左手にインフォメーションがありました。
こちらで、謎解きの用紙500円と、大人の人数分の展示室入場券を購入します。

謎解き参加費自体はなんとワンコイン！

家族4人（中学生以下のお子さん2人の場合）なら、
謎解き用紙500円＋大人2人分の展示室入場料200円×２で、900円と格安。
家族全員で1000円以下とはコスパ抜群です！

お値段が張る謎解きイベントも多い中、この価格帯はうれしいですね。

インフォメーションの反対側には、謎解きの受付がありますので、そちらで参加者の氏名などを記入しました。

先着順になりますが、しだみゅーのキャラクターしだみこちゃんとはにわが描かれたうちわが頂けましたよ。
熱中症対策に塩分タブレットも頂けたのも、ありがたい心遣いでした。

館内一階には自販機があったので、冷えた飲み物を買ってからスタートしました。
自販機横には、小さなコインロッカーもありましたので、必要のない荷物は預けていってもよいかもしれません。
100円硬貨が必要ですが、使用後、返却されます。

謎解き中は、歩き回りますし、メモを取るのに身軽な方が便利ですよ。

熱中症対策は必須です

謎解きを進めるにあたって、屋外を回る必要があります。

ご覧の通り、周辺には高い建物がありません。
日差しを遮る日陰も少ないので、熱中症対策は必須です。

水分補給用のドリンク、帽子、汗拭きタオルなどお忘れなく。
いただいたうちわが活躍しました！

きちんと整備された芝生がきれいです。
この古墳の上に登ることもできて、気持ちよかったですよ。

とはいえ、無理せず、こまめに水分と休憩を取りながら、楽しんでください。
謎解きを進めるのに、ポイントごとに写真を撮っておくとよいかもしれません。

ご家族連れ以外にも学生さんらしきグループやカップルなど、幅広い層が楽しんでいたようです。

どうしてもわからない時はLINEでヒントをもらえます。

子どもが一緒なので、早々に館内へ戻ってきました。
冷房の効いた館内二階のキッズスペース付近のベンチで謎解きに集中。

なかなか難易度が高くて、すんなりと解けないですね。
大人が気づくこともあれば、子どもがひらめくこともあり。
あーでもない、こーでもないと、家族で盛り上がりました。

謎解きに慣れた方なら、もっと早く進めるのかもしれませんが、13時半ごろ謎解きをスタートして、最後の謎にとりかかったのが16時半を過ぎていました。
できれば、ノーヒントでクリアしたい！と家族みんなで取り組みましたが、どうにもこうにも歯が立たず。
蛍の光が流れる中、最終手段としてLINE上でヒントをいただき、閉館ギリギリに無事クリア。

その日のうちにクリアできなくても、開催期間中であれば、解答用紙をもって再挑戦できます。
行き詰ったら、いったん頭を冷やして後日再挑戦、というのも一つの手ですね。