名古屋生まれの書店グループ、らくだ書店さんでは２０２３年12月24日までブックサンタ2023を開催中です。
とても心温まる企画だなと思いましたので、ご紹介します。

名古屋生まれのらくだ書店

ふらっと立ち寄ったらくだ書店城北店で見かけた、こちらのポスター。
「らくだ書店さん、今までこんな企画やってたっけ？」と気になったので、ブックサンタの缶バッジを付けた店員さんにお話を聞いてみました。

ブックサンタとは

ブックサンタとは、新品の本を自分で選んで書店で購入（寄付）し、NPOが取りまとめて子どもたちへ届けてくれるチャリティープロジェクト。
本を１冊贈るだけで、誰かのサンタクロースになれるなんて素敵ですね。（もちろん２冊でも、３冊でも！）

2023年の寄付ができる期間は9月23日から12月24日までです。

らくだ書店城北店が、ブックサンタへ参加するのは初めてとのこと。
それでも、すでに事務局への第一弾の発送は終えているそうです。
こうした取り組みに関心を持つ方が増えるのは嬉しいですね。
ちなみにクリスマスに間に合わないものは、１年を通して子どもの誕生日プレゼントとしても贈られるそうです。

店員さんが小学生向けの推薦図書リストを見せてくださいました。
寄付はどうやら絵本が多く集まる傾向があるそうで、小学生向けの本が不足しがちなのだとか。

「本を寄付したいけど、迷ってしまう」「何を選べばいいのか分からない」方にとっては便利ですね。

あなたも誰かのサンタクロース

リストから選ぶのも良いですが、やはり思い入れのある本を贈りたいと考えました。
自分自身を振り返っても、子どもの頃の読書体験はかけがえのないもの。
特に思春期に読んだ小説などは、大きな影響を受けたと思います。
そこで好きだった作家の先生の、シリーズ物ではない１冊完結の作品を選びました。
大きな金額の寄付は難しくても、本１冊分なら自分にもできる。毎年の恒例にしていきたいですね。
自分が選んだ本が、どこかの誰かを笑顔にしてくれるのかも…と想像するだけでほっこりします。

街の書店の応援にも

「本が売れない」とか「街の書店が少なくなった」とか耳にすることが多いですが、こうした取り組みが広まって街の書店に足を運ぶ人が増え、書店自体の応援にもなればいいな、と思いました。

らくだ書店城北店はスーパーマーケットバロー光音寺店の同敷地内にあり、日常の買い物のついでに立ち寄りやすいお店です。
無料駐車場も広いので車でも安心ですよ。

ブックサンタ２０２３は12月24日までの開催です。
自分も参加してみようと思われる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。