2024年2月10日（土）、11日（日）に名古屋市東区・イオンモールナゴヤドーム前にて『こども夢の商店街』が開催されます。
全国各地で開催され、来場者が延べ40万人を超えた人気イベント。
こどもたちが自ら選んだ「オシゴト」を体験したり、自分で考え準備した「お店屋さん」を出店したりと、楽しみながら学べる取り組みです。
また独自通貨『おむすび通貨』を使用して、会場内のお店屋さんでのお買い物もできます。
お買い物は予約なし・入場無料でだれでもできますよ。

主体性や創造性を育む体験型イベント『こども夢の商店街』

「こども夢の商店街」には予約優先のオシゴト・お店屋さんと、予約不要のお買い物の3つの体験があります。

過去のイベントの様子

以前我が子も「オシゴト」を体験させていただいたことがあるので、その時の様子を少しご紹介します。

「オシゴト」は、あらかじめ用意された職業を体験できます。
今回公式サイト上には、両替やお給料の支払いを行う銀行員、違反者を取り締まる警察官、場内放送をするアナウンサーなどの職種が挙げられていました。
主催者の方へ問い合わせたところ、イオンモールナゴヤドーム前のオシゴトには、上記以外にハローワーク・広告店・派遣会社・調査会社・米屋・スタジオなどもあるそうですよ。

参加者はまず受付（ビザ登録）をしますが、保護者の付き添いはできません。
この時点から、こどもたちは基本的に保護者から離れて行動します。
次にハローワークで希望する職種を選びます。
会場内には学生ボランティアの方々がサポーターとして見守ってくださっていました。

広告店でのチラシ配り体験。

最初の体験は広告店でのチラシ配り。
開始直後は通路でもじもじと立ち尽くすだけでした。
親としては、不安げな顔を見るとつい助けたくなるのですが、こどもの自主性を妨げないようにぐっと我慢。
「だれかチラシ受け取って～」「あの人もらってくれそうだよ！」など念を送りながら、柱の陰から見守りました。

勇気を振り絞って道行く人にチラシを差し出すと、笑顔でもらってくださる優しい方もいて、頑張れたようです。20分の限られた時間内ですが、終了間際には臆せずチラシ配りをできるようになっていました。

会場内をパトロール！警察官

どの回でも大人気だったのが警察官。
制服を着ることができ、なりきり度が高いですよね。場内をパトロールしながら、ルール違反を厳しくチェックします。
気持ちが引き締まるようで、顔つきも凛々しく感じました。

お給料はおむすび通貨

20分のオシゴトを完了すると、お給料として独自通貨『おむすび通貨』がもらえます。
会場内には、こども自身が運営する「お店屋さん」が出店されており、そこで使用が可能です。
この時は、アクセサリー屋さん、くじ引き屋さん、雑貨屋さん、スライム作り屋さんなど、こどもの自由な発想で作られたお店がたくさんありました。

自分で働いて得たお給料なので、それはそれは真剣に使い道を考えていましたよ。
短時間ながら、働くことの楽しさ、お金の大切さも実感でき、貴重な経験となりました。
次回はお店屋さんとして、出店してみたいという気持ちも芽生えたようです。

愛知県内での開催予定

愛知県内では現在、2月10日～11日名古屋市東区のイオンモールナゴヤドーム前と、2月24日～25日ららぽーと愛知東郷の２か所で「こども夢の商店街」開催が予定されています。

オシゴトとお店屋さんは予約優先で、定員に達し次第受付終了となりますが、お買い物は予約不要でだれでもできます。
同世代のこどもたちがオシゴトやお店屋さんを頑張る姿を見ることも、主体性を引き出すよい刺激になるかもしれませんね。

大型ショッピングモールでの開催ですので立ち寄りやすいと思います。家族でお出かけしてみてはいかがでしょうか。