名古屋市北区の桜の名所と言えば、名城公園が有名ですが、身近なお花見スポットとして黒川沿いの桜並木も見逃せません。
名城公園近くの城北橋から上飯田の夫婦橋に至るまで続いています。
満開の桜を見られるのは、もう少し先になりそうですが、のんびり桜を愛でながらのお散歩が気持ちいいですよ。

北清水親水ひろば

北区役所の近く、北清水親水ひろば。かつて船溜まりだった幅広の地形を生かし、平成8年に整備されたそうです。

国道41号線のすぐ横から階段で水辺近くへ降りることができます。

広場には「清水わくわく水」と名づけられた地下水が湧き出ています。

ちょっとしたベンチもあり、美しい桜を楽しむことができます。

御用水路跡街園

猿投橋から夫婦橋まで遊歩道となっている御用水路跡街園。
御用水は、寛文3年(1663)、庄内川の水を名古屋城のお堀へ引き入れるために開削された用水路です。
都市化に伴う水質の悪化もあり、昭和49年に夫婦橋から猿投橋までの約1.6キロメートルをうめたてて散歩道にされたのが御用水路跡街園と言われています。
約400本の桜が咲きほこり、ウォーキングやワンちゃんのお散歩など日常的に利用される身近なお花見スポットです。
満開の時期になると両サイドから水面へしだれかかる様が桜のトンネルのようになります。

北清水親水ひろばから御用水路跡街園の端まで、野鳥を眺めたり、設置されたベンチで一休みしたりしつつ、のんびりと歩いて30~40分ほどだったでしょうか。

お散歩しながらのお花見にはちょうど良いコースです。

辻栄橋付近にて「黒川友禅流し」が3/30（土）開催

令和6年3月30日（土）、辻栄橋付近にて「黒川友禅流し」が開催されます。（雨天時は31日へ順延）
昔ながらの名古屋型友禅の糊落としを再現する、北区の春の風物詩です。
桜と、友禅の美しい競演が楽しみですね。
ぜひ足をお運びください。