名古屋市西区枇杷島の『食堂カフェ　むむむ』が2024年5月6日をもって閉店されることが分かりました。
2021年4月のオープン以来、平成レトロな世界観がSNSでも大人気、テレビや雑誌でも取り上げられる人気カフェでした。
約3年での閉店、残念過ぎます。なくなってしまう前にと、ランチタイムに行ってきました。

『食堂カフェ　むむむ』は名鉄東枇杷島駅から徒歩15分ほどの住宅街にあります。
駐車場も店舗向かいの第一駐車場の他、第三駐車場まであるそうなので、お車でも便利ですね。

店内の様子

純喫茶をリノベーションした店舗は、平成レトロがコンセプト。
店主が集めたフィギュアやコミック、レトロ雑貨がずらりと並ぶ個性的な空間です。

平日12時ごろの到着でしたが、１階はほぼ満席。
2階には、お座敷の個室が２部屋あり、運よくそちらが空いてしました。

2階の個室　座敷席

店の奥の細い階段を上がり、白い扉を開けると畳の部屋に黒い柱、簾のかかった窓。そして黒電話。
まるでおばあちゃんの家に来たかのような気持ちになりました。
年季の入ったふすまさえ、むしろ味があるように感じてしまいますね。

ランチメニューは2種類

ランチはハンバーグ定食と日替わりの2種類。

じっくり焼き上げる粗びきハンバーグもおいしいと評判です。

この日の日替わりはタコライス。こちらをオーダーしました。

彩りがきれいです。ほうれん草のおひたしやサツマイモの小鉢もついて、野菜たっぷりが嬉しいですね。
タコライスは酸味のきいた濃い目の味付けのタコミートで、食べ応えがありました。
見た目や雰囲気だけではない、しっかりおいしいランチです。

『食堂カフェ　むむむ』の一番人気、クリームソーダ。
3月限定の「さくらポンチクリームソーダ」をいただきました。（限定商品なので売り切れの際はご容赦ください）
春らしいピンクのソーダに真ん丸なアイスクリーム、ちょこんと乗ったさくらんぼがかわいくて、思わず笑みがこぼれます。
グラスの底にはカットフルーツも入り、ふわっと香る桜の風味がたまりません。

レトロかわいい空間で、食事もデザートも満喫しました！

2024年5月6日で閉店とのお知らせが発表されて以降、ますますお客様が駆けつけているようです。
懐かしくも新しいこの空間がなくなってしまうのは残念ですが、今回の閉店はステップアップのための前向きな理由によるものだそう。
新たなチャレンジも応援したいですね。

閉店まであと一月半ほどあります。
気になっている方はぜひ今のうちに足をお運びくださいね。