今年は桜の開花が少し遅れ、やっと満開になったと思ったら激しい雨と強風に見舞われました…。
お花見をするタイミングを逃した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以前ご紹介した北区・黒川沿いの桜並木は葉桜になりつつあり、まもなく見納めになりそうです。

4/9時点の様子を見てきましたのでご紹介します。お天気も考えると今週までが桜を楽しむラストチャンスかもしれません。お見逃しなく。

黒川・御用水路跡街園付近（辻栄橋～黒川橋）

御用水路跡街園は猿投橋から夫婦橋まで遊歩道となっています

御用水は、寛文3年(1663)、庄内川の水を名古屋城のお堀へ引き入れるために開削された用水路。

約400本の桜が咲きほこり、地元の方がお散歩やウォーキングをされる身近なお花見スポットです。
野鳥や亀なども見られることがあります。

黒川友禅流しが行われた辻栄橋

名古屋市北区の春の風物詩『黒川友禅流し』が行われた辻栄橋付近はかなり散ってしまっていました。
下の画像は3/30に開催された黒川友禅流しの様子。

今年の黒川友禅流しが行われた3/30時点ではほとんど咲いていませんでした。

来年こそは満開の桜と友禅流しのコラボを期待したいですね。

木津根橋

両岸からの桜が美しい木津根橋からの風景。
4月9日午後に撮影したものです。
近づけば緑の葉が見えるものの、遠目ではまだまだピンクの桜並木。青い空との対比が美しいです。
ハラハラと散る桜吹雪が絵になります。

散った花びらがゆっくりと川面を流れていく様はとても情緒があって、日本の春をしみじみ感じました。

本格的なカメラを抱えた方、お散歩がてらスマホを構える方、たくさんの方々が撮影されていました。

見上げると、緑の葉が出ています。
花びらが積もった遊歩道はピンクに染まっていました。
満開の桜もゴージャスで美しいですが、散り際の桜もまた違った良さを感じます。

黒川橋

御用水跡街園付近は徒歩で散策するのがおすすめですが、志賀橋付近から名城公園近くの城北橋までは車から桜並木を楽しめます。（黒川に沿って県道102号線が並走している）
なかなか徒歩での散策までは時間が取れない…という方も、通りすがりに楽しめるので手軽です。

今年の桜の季節は特に短く感じましたが、儚いからこその美しさでもありますね。
ふらりと見納めに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。