コロナ禍で家にいる時間が増えた昨今、「手作りおやつに挑戦したい」という方も多いのではないでしょうか。でも凝ったおやつは手間もかかるし、後片付けも大変です。

そこで今回は、マンガに登場する簡単手作りスイーツをご紹介。どれも火を使わず、混ぜたりトッピングするだけの初心者向けレシピです。

ステイホームの時間でお菓子作りにチャレンジして、マンガを読みつつおやつタイムを楽しんでください！

ご紹介するのはこの3作品です。

ドライフルーツ入りフローズンヨーグルト（「きのう何食べた？」よしながふみ）

2021年に実写映画の公開も予定されている、よしながふみ先生の「きのう何食べた？」。

主人公のシロさんは、限られた予算でバランスの良い献立を組む達人。料理だけでなく、お菓子にもたびたび挑戦しています。

16巻に登場するフローズンヨーグルトは、そのなかでも特にお手軽でどなたにもおすすめできるレシピです。

レシピ：（※分量は作品をご確認ください）

1. マシュマロとドライフルーツ、プレーンヨーグルトをボウルに入れてよく混ぜ、冷蔵庫で半日～丸一日寝かせる。
2. 寝かせた1をバットに広げて平らにし、フタをして今度は冷凍庫で丸一日凍らせる。
3. ナイフや包丁で切り分ける。

ムース状になったマシュマロの食感とヨーグルトのさっぱりした酸味、ドライフルーツの甘み。こってりした料理のデザートにぴったりな一品です。

缶詰の桃とカッテージチーズのおやつ（「RUSH」西村しのぶ）

百合とアキ、幼い頃からひとつ屋根の下で暮らすいとこ同士の青春を描いた西村しのぶ先生の「RUSH」。神戸山手の粋なライフスタイルに女子心がくすぐられるマンガです。

5巻で主人公の百合が体調を崩して寝込んだ際に登場するのが、この桃缶とカッテージチーズのおやつ。

その名の通り、缶詰の桃とカッテージチーズを合わせるだけ、と本当に簡単。

レシピ：

1. 缶詰の黄桃はシロップから取り出し、半分に切っておく
2. 器にカッテージチーズと黄桃を盛り付け、レモンを絞って完成。

初めて読んだとき、なんてオシャレなおやつなのかしら、と胸がときめいたのですが、作中では主人公がこれを「昭和のおやつ」とバッサリ。さすが神戸山手、セレブだ……。

クラッカーを砕いて一緒に食べると、レアチーズケーキのような満足感もあって朝食にもおすすめです。

ぐちゃぐちゃプリンアイス（「波飛沫せし家政婦さん」小池田マヤ）

最後に破天荒な家政婦・里の活躍を描くシリーズの一作「波飛沫せし家政婦さん」から。

小池田マヤ先生のマンガは美味しそうなシーンが満載ですが、時に驚くような組み合わせの料理が登場します。

プッチンプリンとコンビニのアイスクリームを混ぜるだけ、というこのスイーツも目からウロコ。バニラアイスにプリンが加わったら、美味しくないはずがない……！

レシピ：

1. 冷凍庫で冷やしておいたボウルにアイスクリームを入れて軽くほぐし、プッチンプリンを入れる。
2. ざっくり混ぜたら完成（混ぜている間に溶けてしまったら、冷凍庫に入れて冷やし固める）。

作中ではとある衝撃的な事件の引き金となってしまう一品ですが、おなじみの2つのスイーツを掛け合わせるとこんなにパワーアップするんだ、と驚きました。

まとめ

マンガに登場する簡単スイーツを3つご紹介しました。どれもひんやり冷たくて、暑くなるこれからの季節にぴったりです。

お菓子作りの時間は気分転換にもなるので、ひとり暮らしの方やお子さんがいらっしゃる方もぜひ楽しみながらチャレンジしてくださいね。