【春のガーデニング】プロが教えるお花の選び方【いつ咲かせたいかを知ろう】

園芸家

4/2(火) 20:27

この春にガーデニングを始めたいけど、どんなお花を選んでいいのかわからない。

こんなお悩み解決します。

春に店頭に並ぶお花には様々な種類があって、春から初夏まで咲くもの、春から秋まで咲き続けるもの、夏場は休むけど春と秋は咲くものなどに分かれます。

お花の特性を知らずに植えると、こんなはずじゃなかったという事になるかもしれません。

お花って、育てるのはさほど難しくなくて、お花が咲く時期、いつ咲くのか特性を知ることがとても大事ですよ。

植えっぱなしで楽できる多年草は花期が限られている

春に植えて60日後くらいに満開になる多年草も、とても人気ですが、お花は晩春から初夏までしか咲きません。夏には葉っぱだけの状態になります。

7月頃までお花を楽しみ、その後お花は来年まで咲かないです。

真夏の庭が寂しくなるのは多年草の弱点かもしれませんね。

ぶっちゃけ経験談で言えば、多年草だらけにすると夏はさみしい状態になります。

今植えて初夏から真夏、秋まで咲き続ける一年草の強い品種のお花を選ぶと、植えっぱなしで半年間お花が咲き続けます。

おすすめなのは、真夏に強いもの、PWさんのスーパーベルやスーパーチュニア、他にはペチュニアでも真夏に抜群に強い、ハルディンさんから販売されているペチュニアさくらさくら、ペチュニアおゆきちゃんなどがとてもおすすめ。

他にはニチニチソウ、ジニアプロフュージョン、なんかもとても良く咲きます。

今植えて秋までずっと咲き続けるお花です。

PWスーパーベルやスーパーチュニア、ペチュニアさくらさくら、ペチュニアおゆきちゃんなどは軒下で冬も越せるのでお得かもしれませんね。

春から初夏だけで終わってしまうお花は多年草の多くが当てはまります。

多年草が楽できると思って植えると夏花壇や庭が寂しくなりがちです。

今植えて5月6月頃には満開を楽しめる、マーガレットやダイアンサスなんかも今から初夏に満開を迎えてその後はほぼ咲きません。

ガーデニング初心者の方はお手入れが楽だと多年草に憧れたりしますが、本当に咲くのは初夏まで位です。

真夏に負けない秋まで半年咲き続けるのは

いずれも素晴らしいですので是非お試しくださいね。

上記の画像はペチュニアおゆきちゃんの真夏の様子です。

この春にお花を植えるなら、その特性をまず調べてみましょう。

春だけで終わるもの、夏は咲かないもの、春から秋まで咲き続けるもの。

多年草は楽できると思いがちですが、実はお花が咲く時期がわずかのものが多いです。

一年中お花が絶えない庭にするなら1年草を春と秋に植え替える。

春のガーデニングシーズン到来ですが、いつ咲かせたいのか、楽したいのか、真夏はどうするのか、こんなこと考えて調べてみるととてもいいお花が見つかります。

私のInstagramでも植えつけたお花を随時紹介していますので是非ご参考にしてみて下さいね。