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新生活でも慌てない!お支度スペースの作り方のポイント3選

麻里恵整理収納アドバイザー

各地で入園、入学説明会も始まり、

いよいよ入学の準備を意識し始める頃ではないでしょうか?

わたしは入学準備は

学用品を揃えるだけではないと思っています。

新しい環境に飛び込むお子さんが準備しやすく

片付けしやすいお支度スペースを

用意してあげることも

入学準備度と考えています。

そこで今回は新生活でも慌てない

お支度スペースの作り方の

ポイントを3つご紹介!!

1.動線を考える

動線とはここではお子さんが

行動する道筋のことです。

動線を考えた収納にすると準備、

片付けが自然とお子さん一人でできるようになります。

我が家も動線が考えられていなかった時は

娘が学校から帰宅後

ランドセルを置く場所までの距離が遠く

そこまで行くのがめんどくさくなってしまい、

よく玄関にランドセルを置きっぱなしにしていました。

ですが、動線を考えてランドセル置き場を決めたところ

帰宅後スムーズにランドセルを置けるようになったので

置きっぱなしがなくなりました。

帰宅後や登校前の動線を考えたランドセルやアウターの場所
帰宅後や登校前の動線を考えたランドセルやアウターの場所

帰宅してからどの道を通って部屋に行くのか?

学校や幼稚園の準備、帰宅後の片付けの動きを

お子さんと一緒に考えてみてください。

例えば冬場はアウターの上にランドセルを背負うので

ランドセルの近くにアウターをかけるスペースを

作ってみてください。

学校へ行く前にアウターを羽織り、

ランドセルを背負う動作が一箇所で完結します。

帰宅後も同じようにランドセルを置き、

そのままアウターを脱ぐのも一箇所で完結します。

一箇所にまとめることで

脱ぎっぱなしや置きっぱなしが無くなります。

2.使いやすい高さを意識する

お子さんの使いやすい高さを考えた収納にする事も

大切なポイントです。

そうする事でさらに取り出しやすく片付けやすくなるので

お子さんが自ら進んで準備をしてくれます。

使いやすい高さの目安は、

しゃがんだり背伸びをしたりしなくても

取り出せる目線から腰くらいの高さです。

また、引き出しの場合は

腰くらいの高さが一番使いやすいでしょう。

子供の使いやすい高さへ設置した引き出し
子供の使いやすい高さへ設置した引き出し

毎日使うティッシュやハンカチ

教科書類は、その子の取り出しやすい高さを考えた

収納にしてあげると

よりスムーズな準備、片付けを後押ししてくれます。

3.使用頻度を見極める

物を収納する上で忘れがちなのが

物の使用頻度です。

毎日使うもの、シーズン毎にしか使わないものを

一緒に収納すると取り出しにくく、見つけづらい、

さらにスペースも取ってしまいます。

使用頻度の高いものは手前、低いものは奥。

のように前後で使い分け

よく使う物は手前に収納、ストックなどのたまにしか出番がないものは奥に収納する方法
よく使う物は手前に収納、ストックなどのたまにしか出番がないものは奥に収納する方法

コの字ラックや引き出しで上下の使い分け

よく使うものを上にたまに使うものを下に収納する方法
よく使うものを上にたまに使うものを下に収納する方法

ケース等で仕切り左右で分けることもおすすめ!

よく使うものたまに使うものを左右で分ける方法
よく使うものたまに使うものを左右で分ける方法

毎日使うものはここだけに収納!!と決まると、

幼稚園生や低学年のお子さんでも

目的が絞られ、簡単に準備、片付けがしやすくなります。

そして自分でできる!という事が自信になり成長してくれます。

ママ、パパも忙しい朝や夕方に、

お子さん自ら準備をしてくれるとありがたいですよね。

新しい環境にドキドキしているお子さんの余裕と自信に繋がり

また、ママ、パパの時間にゆとりを作る為

ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

整理収納アドバイザー

三姉妹を育てる元お片付け苦手ママ。⁡子育てに家事に忙しいママ達の救世主となるべく「マネするだけで暮らしやすくなる!」をテーマに発信していきます!

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