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【苫小牧市】合言葉は「や〜みんな!」。83.7MHzでいよいよ「FMとまこまい」が開局します♪

まりろっく地域ニュースサイト号外NETライター(苫小牧市)

満を持して開局!

地域密着のコミュニティラジオ、「FMとまこまい」が、いよいよ開局の日を迎えます♪

周波数は「83.7Mhz」。みなさん、「や〜、みんな!(837)」の語呂合わせでチャンネルを合わせてくださいね〜♪

大町2丁目1、セイコーマートが1階にある「銀座長山ビル」。

この建物の4階に、FMとまこまいの事務局兼スタジオがあります。

この場所からさまざまな地域の情報が発信されますよ〜!

ビルの入り口には、開局を知らせるるポスターが貼ってありました♪

この時代に、なぜラジオ?

それにしても今、「なぜラジオ?」「本当に必要?」と思われる方もいるのではないでしょうか。ここに至るまでにはさまざまな経緯があったそうです。

ラジオは災害時の情報収集を行う手段として、重要な役割があります。停電でテレビが観られずネットが繋がらなくても、防災ラジオがあれば炊き出しや救助の情報が手に入ります。

避難所の情報や救助要請など、必要かつ正確な防災情報をすばやく発信できることから、1995年の阪神・淡路大震災の発生以降急激に事業者が増加した経緯があり、苫小牧がある胆振地方においては2018年9月に発生した胆振東部地震。このときは停電も発生しスマホなどのバッテリーの心配をしながら、不安な中で信ぴょう性が不明な情報が錯綜しましたよね。

そうした経緯から2019年8月、「苫小牧青年会議所(JC)今を創る街づくり委員会」の例会として、市民の方々と「ラジオを使って防災と街づくり」を主体としたパネルディスカッションが開催されました。

その後は、気運の高まりを引き継ぎ苫小牧市民の有志が中心となりコミュニティFM局の開局準備が行われ、「FMとまこまい実行委員会」が2019年12月22日発足され、2021年11月30日には「とまこまいコミュニティ放送」が設立されました。

さまざまな準備活動を経て

写真は2023年8月、とまこまい港まつりに設置されたブースです。

今まで市内外のイベントでサテライト生放送を実施したり、テスト放送を重ねたりしながら開局までの準備を進めてきました。

今までのテスト放送はYouTubeに残っていますが、その数なんと273回!(2023年8月21日現在)

その後もさまざまな試験運転や審査などをクリアし、先日2023年8月9日(水)、満を持して「83.7Mhz」から試験電波が発射されました。

あとは総務省から正式免許の交付を受けて、待望の開局となります♪

開局予定日は9月1日(金)正午12時!

開局予定日は2023年9月1日(金)正午12時。エリアは苫小牧市内および近郊で聞けます。

また、スマートフォンではラジオアプリ「Radimo(レディモ)」で、パソコンでは「JCBA(日本コミュニティラジオ協会)」というサイトから、全国どこからでも視聴可能です。

全国ネットの放送と違い、地域に密着したきめ細かい情報が毎日聞けるようになります♪

知り合いのあの方も、ラジオの前で話しているかも?

積極的に市民が参加できる場でもあるので、小さなことでも何かを発信したいときにラジオを活用することもできそうですよ!

市民みんなで作り上げ、市民みんなに役立つラジオ、83.7Mhzの「FMとまこまい」。皆さん周波数、覚えてくださいね~♪

【基本情報】

■組織名:とまこまいコミュニティ放送株式会社

■愛称:FMとまこまい

■所在地:〒053-0024 北海道苫小牧市大町2丁目1−1 銀座長山ビル 4F

FMとまこまい ホームページ

地域ニュースサイト号外NETライター(苫小牧市)

苫小牧市を中心に、胆振管内の「旬」な情報をいち早く届けられるよう活動中。

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