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【海士町】3年ぶりに開催する島の大祭「キンニャモニャ祭り」まであと一週間

松田マサヒロ離島移住ライター/島のふるさと納税担当(隠岐郡・出雲市)

島根県沖60kmに浮かぶ隠岐諸島。

独自の文化と歴史が息づき、ユネスコ世界ジオパークに認定されるほど雄大な自然が残るこの諸島の中の一つ、海士町(あまちょう)。

この島では毎年8月下旬になると島民が湧き立つあるお祭りがあります。

それがキンニャモニャ祭りです。

キンニャモニャ祭りは、キンニャモニャ踊りに由来する祭りです。キンニャモニャ踊りは、両手にしゃもじを持ち、海士町の民謡『キンニャモニャ』に合わせて踊るものです。

これが島で最も大きなお祭りであり、毎年8月下旬になると島内外から多くの人が集まり、海士町の港菱浦港はキンニャモニャのパレードで賑わいます。数多くの島民が参加し踊る「キンニャモニャ祭り」を目当てに多くの観光客も集まります。

そんなキンニャモニャ祭りが、なんと今年は3年ぶりに開催されるんです♪

ここまで「キンニャモニャ」という見慣れないワードを書きすぎて脳の処理が追いついておりません。

ちなみにキンニャモニャとは何のでしょうか。

キンニャモニャは、同島で歌い継がれてきた民謡の一つ。由来は、江戸末期に島内の菱浦地区で生まれた人物・杉山松太郎が西南戦争(1877年)に従軍した熊本から同地方の民謡「キンニョムニョ」を持ち帰り、自己流にアレンジして広めたのが始まりとする説や、同じく江戸時代に日本海を行き来した回船・北前船が伝えたとする説もある。

隠岐経済新聞より引用

諸説あるみたいですが、どちらにせよこのキンニャモニャは島民から愛される民謡であるとともに、島の夏の風物詩でもあります。

いくつものグループに分かれてキンニャモニャを踊るみたいなのですが、仮装したりするグループなどもあり、いずれも趣向をこらしたキンニャモニャ踊りを楽しむことができそうです♪

キンニャモニャ踊りは、来週の土曜日開催。

是非みなさん海士町まで足を運んでみてくださいね♪

キンニャモニャ祭り

日時:8月27日(土)

   17:00〜 オープニング

   18:00〜 パレード開始

   19:30〜 花火大会

場所:菱浦港

離島移住ライター/島のふるさと納税担当(隠岐郡・出雲市)

島根県隠岐郡に住むマサヒロと申します!世界一周、台湾でのカレー屋開業、人材会社のタイ国駐在員を経て、隠岐諸島に移住いたしました。現在は島のふるさと納税担当として、島の美味しいものや、旬のもの、楽しいイベントの情報を発信しております。隠岐諸島だけでなく、島根県全体での情報も発信をしていきます!

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