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ニラたっぷり♪殺菌、抗菌、抗酸化で病気に勝つ強い体を!ニラ饅頭の作り方、栄養、アレンジ法も伝授

松村和夏料理研究家・管理栄養士

今月のyahooクリエーターの動画コンテンツで「ニラ饅頭」を投稿しました。

今回こちらの記事ではニラ饅頭についてのアレコレ気づいたこと全てお伝えしたいと思います。ニラ饅頭を作るコツ、栄養の話、アレンジなどをご紹介しますね。料理教室でレッスンを受けている感覚でお読みいただければと思います♪

まず作り方を簡単に解説します。※詳しい作り方、分量等は動画をご覧ください。 https://creators.yahoo.co.jp/matsumurawaka/0300101648

豚ひき肉、小口切りにしたニラ、オイスターソース、しょうゆ、片栗粉、ごま油、塩、こしょうを全てボウルに入れてで混ぜる。

適量を取り、餃子の皮の中央にのせて周囲一周ひだを作る。ひだを中央に集めタネに沿わせるように付け、円盤型にする。フライパンに油をひき、両面焼き色をつけて水を注ぐ。蓋をして水分がなくなるまで加熱する。

ひだの作り方を解説します。

二箇所を両手の親指、人差し指でつまむ。
二箇所を両手の親指、人差し指でつまむ。

つまんだまま近づけて手前にたるませる。そのたるみを左右どちらかに倒し、三枚重なった部分を強くつまむ。同様に続けていくが全て同じ方向に倒して同じ向きのひだを作っていく。
つまんだまま近づけて手前にたるませる。そのたるみを左右どちらかに倒し、三枚重なった部分を強くつまむ。同様に続けていくが全て同じ方向に倒して同じ向きのひだを作っていく。

これで失敗なく作っていただけるはずです!

ニラはビタミンA、ビタミンC、特に妊娠前の女性に必要な葉酸、塩分を体外に排出させるカリウムが豊富。そしてニンニク同様の「アリシン」という香気成分は強力な殺菌作用、抗菌作用、抗酸化作用があり昔は食中毒を防ぐために用いられていました。風邪なども防ぎ、ニラはまさにこの現代に取るべき野菜と言えます。

とは言っても食べれば食べただけ良い、というわけではないので食べすぎに気をつけましょうね。食事はいつもバランス良く!です(^-^)

さて、このニラ饅頭のアレンジ方法もお伝えしたいのでもう少しお付き合いください。

餃子もそうですがタネと皮、どちらかが余ってしまうこと、ありませんか?

どちらも冷凍できますがタネは解凍した時に水分が出てベチョっとしがち。

それなら冷凍せずその場で丸くして肉団子スープにしてしまいましょう。鍋に湯を沸かして団子状に丸めた肉を投入。中までしっかり加熱しておきます。その状態で冷蔵保存。2〜3日以内にスープとして食卓へ!いかがですか?

冷蔵庫にある野菜や春雨を投入し野菜がやわらかくなるまで加熱すれば出来上がりです。野菜は人参を入れれば色どり良くなります。あとはもやし、青梗菜などが合うと思いますが無ければ何でも構いません。

味付けは中華スープの素や鶏がらスープ、ごま油、こしょうで味付けをすれば中華料理屋さんのスープみたい♪ニラからも香りが出るので美味しいスープができますよ。

皮が余った場合はミニピザなどにすることもありますが、ピザ用チーズを乗せてトースターで数分焼いただけでもおつまみやちょっとしたおやつになります。

ニラ饅頭プラスα、色々なお料理をお楽しみくださいね。

料理研究家・管理栄養士

OL、海外生活を経たのち、料理・栄養の道へ。女子栄養大学の「臨床医学研究室」にて、生活習慣病の研究に携わる。卒業後は、管理栄養士免許、調理師免許、食生活アドバイザー、ソムリエ等、飲食に関する資格を取得。2011年より「広尾料理倶楽部」を主宰。料理教室をはじめ飲食店のメニューアドバイス、アスリートへの栄養相談など幅広く活躍中。簡単に入手できる食材を利用し、家庭でも簡単に華やかな演出ができるレシピ考案を得意とする。「広尾料理倶楽部」は生徒のリピート率90%以上。モデルやタレントなど芸能人や、プロスポーツ選手の奥様なども多く通い、予約が取れない超人気料理教室として知られる。

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