おもしろ/ネタ

読みふけるうちに眠ってる。「泊まれる本屋」での一夜

松澤茂信

観光会社「別視点」代表

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マンガやアニメ、ライトノベルで異世界モノが流行っている。
なんの変哲もない主人公が、ひょんなきっかけで異世界に飛ばされ
新しい人間関係のなかで、人生をいったんリセットしてやりなおす。

モンスターが跋扈する世界には飛べなくても
気軽に行ける異世界が、本屋ではないだろうか。
棚におさまる1冊の本は、1つの世界を有している。
フィクションもあれば、現実もある。

1冊1冊の本が異世界への入り口でもあるし
本屋それ自体が異世界でもある。
「いっそ、この異世界で一夜をすごし、現実に戻りたくない」
マンガ喫茶もあるけれど、やっぱり、本屋とはどこか違う。

そんな夢見がちな人間が一度は抱くであろう
本屋に泊まりたい願望が叶えられる宿。
それが「BOOK AND BED 池袋店」だ。

1泊2~3千円台で宿泊ができるお手頃価格のホステルながら
内装はオシャレなブックカフェといった雰囲気。
落ち着いた照明に、ゆっくりくつろいで読書ができるソファースペース。
本棚と本棚のすき間にもぐりこみ、宿泊者用のベッドで眠る。

活字の本だけでなく、写真集やマンガもある。
選者のキュレーションが効いてるので、ジャケットで好みを選んで
なんとなくで読みはじめたとしても、たいていどれも面白い。
知らない本との偶然の出会いにも、宿泊が前提だからじっくり向き合える。

気に入った本をベッドに持ちこむ、寝転がって読みふける。
いつのまにか眠っていて、目が覚めたら朝だった。

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