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【大阪・万博記念公園】宇宙食も話題。学びや体験もできる「NEXT FoodFes 2023」開催中!

メエメエヤギライター

 2023年10/6(金)〜10/9(月)と10/13(金)〜10/15(日)の計7日間、万博記念公園・東の広場で、食べるだけでなく、宇宙食コーナーや食サンプルなどのワークショップで学んだり、体験したりできる、次世代型の「NEXT FoodFes 2023」が開催されていると聞いて、訪れてみました。

太陽の塔
太陽の塔

太陽の塔がある万博記念公園で開催中の食イベント

 シンボルの太陽の塔を見たいなら、「万博記念公園駅」から同公園に入場するといいでしょう。入場した真正面に太陽の塔が立っていて、ここで、記念撮影してから、東の広場の「NEXT FoodFes 2023」へ向かうことにしました。

今回のフェス主催者の稲垣一馬さん(FoodFes株式会社 代表取締役 )
今回のフェス主催者の稲垣一馬さん(FoodFes株式会社 代表取締役 )

聞いてみたかったのは「NEXT FoodFes 2023」とはどんなイベントですか?

 「食のテーマパークです。おいしい食べ物はもちろん、食について『学び』や『発見』も体感できる新しい食フェスを目指して、開催しました」とは、同フェス代表の稲垣一馬さん(FoodFes株式会社 代表取締役、26歳)。近畿大学卒業後、すぐに創業し、『日本の”食”と”文化“を世界へ届け、世界中を笑顔にする。』をMissionに食フェスを関西中心に開催してきた人物。ご本人自身「食べることが大好き」と笑顔で語ってくれました。

 そして、今回のフェスでは、「宇宙食」「郷土食」「世界食「大替食」「映え食」「冷凍食」「話題食」など8つのテーマでエリアを展開しています。それだけ、聞いただけでも興味がわいてきます。

人気を博していた「旅するミルクランド」コーナー
人気を博していた「旅するミルクランド」コーナー

「北海道」の乳牛と記念撮影もできる人気のコーナー

 広い万博公演の一角、東の広場で展開されている「NEXT FoodFes 2023」。訪れた日はお天気もよく、フェス日和(びより)。

 会場に入ったとたん、北海道の牧場を再現した「旅するミルクランド」の出現です。本物と見間違うような乳牛もいて、模擬搾乳体験コーナーまであるのにはびっくり。

 ここで、興味をもったのが12種類の北海道の牛乳から「選べる!3種の北海道産ミルク飲み比べ」(200円)。12種全部味わいたかったが、私が選んだのは「北海道プレミアム美瑛牛乳」「よつ葉牛乳」「北海道サロベツ牛乳」の3種。全て濃厚で、どのミルクも超美味。

「選べる!3種の北海道産ミルクの飲み比べ」(200円)
「選べる!3種の北海道産ミルクの飲み比べ」(200円)

シェイク類も美味しくておすすめ
シェイク類も美味しくておすすめ

 美味しさにハマり、追加注文したのが、コーンスープを思い浮かべるような「ソフトコーンミルク」や、「ミルクシェイク(黒蜜きなこ)」、「ミルクシェイク(ハスカップ)」(各500円)。おいしい牛乳がベースなので、どれも大満足の美味しさ。最初のコーナーでたっぷりミルクを味わった後、次のブースへ。

話題のスイーツ店やグランプリに輝いた店、有名人の店も登場!

 目を引いたのが「りんご飴Lv100」(9日まで出店)。飴細工付きのりんご飴(1,000円)に感動。食べるのがもったいない感じです。「りんご飴Lv100は大量生産が不可能で、1日30個限定です」とは、パティシェの森友規さん。

パティシェの森友規さん手作りの飴細工がついたりんご飴が大好評!
パティシェの森友規さん手作りの飴細工がついたりんご飴が大好評!

 20年間で3万8000種類以上のプリンの試作を手がけてきたプリンプロデューサーで有名な知「プリンのりゅうへい」さんも出店していました。低温殺菌牛乳と平飼い玉子を使用した「王道固めのプリン」(500円)と、生クリームやバニラも加わった「濃厚なめらかプリン」(800円)です。2つとも食したのですが、比較できないほどともに美味。さすがはプリンのりゅうへいさんです。

(株)KWSプリン プロデューサーの「プリンのりゅうへい」さん
(株)KWSプリン プロデューサーの「プリンのりゅうへい」さん

左「王道固めのプリン」、右「濃厚なめらかプリン」
左「王道固めのプリン」、右「濃厚なめらかプリン」

 2023年カレーパングランプリ金賞受賞(西日本揚げカレーパン部門)に輝いた「私のカレ」(9日まで出店)も出店していました。さっそく受賞カレーパンである「ひとくちカレーパン」(500円)をいただきました。カレーの風味が鼻をくすぐり、サクサク感もよく、もっと食べたいと思うほど。専用のカップに入っていて、食べ歩きも可能。

カレーパングランプリ金賞受賞「ひとくちカレーパン」(500円)
カレーパングランプリ金賞受賞「ひとくちカレーパン」(500円)

 おうちごはん「夢ん家」では、オーナーの中西英里佳さんが作ったもち麦使用の「タコライス」(1,000 円)も人気でした。

写真左が、もち麦使用の「タコライス」
写真左が、もち麦使用の「タコライス」

 宮迫博之さんが経営する話題のキッチンカー「牛宮城」(9日まで)も登場。初日には宮迫博之さんにもお会いすることができました。食したのは、人気No.2の「和牛カルビ丼」(1,500円)と「旨辛ダレ・ミルクハラミ丼」(1,400円)。ミルクハラミ丼は軟らかくて、旨辛ダレとの相性も抜群。和牛カルビ丼もお肉の旨さ際立つ丼でした。ちなみに、人気No.1は牛宮城名物「極みタン丼」で3,000円。

キッチンカー「牛宮城」のオーナーでもある宮迫博之さん
キッチンカー「牛宮城」のオーナーでもある宮迫博之さん

「和牛カルビ丼」(写真上)と「旨辛ダレ・ミルクハラミ丼」(写真左右とも)
「和牛カルビ丼」(写真上)と「旨辛ダレ・ミルクハラミ丼」(写真左右とも)

興味津々の宇宙食、体験コーナーも充実!

 「宇宙食」コーナーは興味津々で訪れました。カレーやたこやきなど、私たちが日頃親しんできた食も宇宙へ。宇宙食の話をはじめ、宇宙に本当に行っためだかの子孫も展示され、興味があれば、宇宙イベンターの久保稔さんや担当者の方が詳しく教えてくれます。

宇宙イベンターの久保稔さん
宇宙イベンターの久保稔さん

宇宙空間で誕生したメダカの子孫も展示
宇宙空間で誕生したメダカの子孫も展示

  SPACE TENGA・ロボの展示販売もあり、あまりの可愛さに思わず、購入。

宇宙に関係したこんな可愛いグッズの販売も
宇宙に関係したこんな可愛いグッズの販売も

 宇宙食コーナーの一角では、「人類みな麺類」のラーメンが食せると聞いて、食べてみました。ラーメンの素材(麺・スープ・ネギ・めんま・チャーシュー・ラーメンどんぶり素材)とロゴプレートが宇宙空間に打上げる予定だとか。宇宙に行く予定のラーメンと聞けば、美味しさも倍増?し、奥深い味とともに、私もちょっぴり宇宙に夢を馳せました。近い将来、もしかして、宇宙でもこのラーメンが食べることができるかも…。

宇宙に想いはせて食した「人類みな麺類」のラーメン
宇宙に想いはせて食した「人類みな麺類」のラーメン

体験コーナーで、楽しむのもいいかも

 食品サンプルでオリジナルのミニパフェが作れたり、似顔絵を書いてもらったり。食べた後は、体験コーナーで腹ごなしもいいかも。

食品サンプルで作るミニパフェ。お土産にもいいかも
食品サンプルで作るミニパフェ。お土産にもいいかも

※出店は前半と後半で入れ替わるお店やコーナーもあります。公式サイトでご確認してください。

【NEXT FoodFes 2023】

■開催日時 2023年10月6日(金)〜9日(月)、10月13日(金)〜15日(日)9:30〜17:00

■会場 万博記念公園 東の広場(大阪府吹田市千里万博公園10)

■入場料 500円(金曜日は無料。小学生以下は全日無料)※別途公園入園料必要

■主催 NextFoodFes 実行委員会

■公式サイト:https://expo70park2023.next-foodfes.com/

ライター

「食いだおれ」大阪出身で、食べることが大好き。新聞、雑誌記者、テレビ番組のブレーン、放送作家等を経て、雑誌、新聞、テレビ、ラジオなどの制作プロダクション「編集分室」の代表に。著書は「女将の顔」など。記者時代に渡仏30数回を誇る!?いたって「好奇心旺盛」。

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